48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【2024ジャワ島中部旅】ソロで旅の原点である安宿に泊まった

旅に出て半月経った。

相変わらず面白くはない。

正確にはこれが旅と言っていいものかどうかもわからない

単に日本が辛いから 日本を出ただけ。

ただつまらないとはいえ、日本に戻りたいという気持ちはない。

 

スマランではずっと体調悪く、4泊した。

しかし体調は戻らず、とりあえずスマランにそれ以上居るのも嫌になり、列車で2時間のソロ に移動。

Executiveクラスだったが、ボロくてがっかり。

 

そしてソロに到着して、もうすでに 4泊目。

昨日来た宿は久々にちょっと古風な安宿。

100k≒980円

とは言っても 昔とは大幅に違う点がある。

エアコンがついている、 それなりに清潔(というかマシ)、 シャワー もついててトイレも洋式。

当たり前だか マンディやインドネシア式トイレも、 若い世代のインドネシア人にとったら必要ないもの。

そもそも 不便だし 消えていくのは自然の流れ なのかもしれない。

この雰囲気的の通り、案の定、恐れていた G が出現した。

それで嫌になって、次の日にはこの部屋を出た。

久々に清潔感のない部屋。

部屋でゆっくりしようとは思えず、強制外出。

ここが気に入れば、1日2000円生活も楽に出来ると期待したが、そうは上手くいかない。

もう清潔感のない宿には泊まれない体質になってるのかもしれない。

まあ普通に考えて、汚く、ゴキブリが蠢いてる部屋に住みたいなんて人はいないか。

 

昔は300〜700円程度でAC なしのインドネシアスタイルの安宿には泊まれた。

今は1000〜1800円程度。(ACなしの部屋ならもっと安いとは思う。)

でも内容考えると、今が高くなったとは思わない。

そんな折、安くても、ACなしの汚い部屋で、汗かきながらファンの部屋で寝ようとは思わないかな。

ただそれも旅の楽しさや旅の良い思い出になってる気もするし、難しい。

そういう意味ない辛さを乗り越えての達成感って貧乏旅行の満足感や思い出に直結してる気がするし。

 

今回の列車旅は、凄く快適だった。

宿もそれなりに快適。

移動もスマホがありとんでもなく簡単で楽。

だからといって満足感が得られるものではないらしい。

ボトムエンドのいわゆる「貧乏旅行」をした方が、楽しかったり、満足感を得れたりするのだろうか。

しかし若くもなく、いい年した人間が、そんなことして喜ぶのは憐れ感が半端ない。

マゾヒストではないので、わざわざ辛い環境に身を置いて、それを楽しむのも何だかなあ、と思ってしまう。

そもそも、今すべきは「旅」ではないのかもしれない。

「労働で得られる金銭」の方は間違えなく満足度は高いので、今は労働した方がいいのかなあ、などと考えてる。