48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【2023ダナンHOTEL生活編】ダナン・バイクで街歩き①

ダノンへ来てから、理想に近いHOTEL生活がおくれてる筈だが、相変わらず モヤモヤとしていて気分が晴れない。

バイクに乗ればスッキリするかと思い、レンタルする事にした。

 

ヤマハショップにレンタルの看板があったので、なんとなく整備されてる感があってそこで借りる事に。

ボロのHonda Airblade。

【120k≒735円/日】

ダナンの相場は120k。90kとかもあるし、長期なら割引可能だろう。

昨日聞いた店は150kだったが、バイクはどれも綺麗で良さそうだった。

ガソリンは30k≒184円入れて、1.14リットルだったかな。

ここまで高いと、意外にコスパは良くない気がする。

爽快のはずが…

レンタルして、早速 大通りを走る。

アクセル回して「気分最高」となるはずが、全く気分が高揚しない。

「やっぱりまあ、こんな感じか…。」と普通に納得。

アクセルを回した時のバイクの動きの感覚と、脳内で想像したその感覚がほぼ一致してる、故に何も感じれない気がする。

更に今は日本でAddress110に乗ってる事もあり、3秒で 感覚が戻り、もういいや となった。

気分がよければ日本の皇室の方が訪問された「Hoi An」にでも行こうと思ったが、

速攻やめた。

帰国時の楽しみが1つ無くなった

昔は 帰国時の楽しみがあった。

それは250ccのバイクに乗ること。

アクセルを開けた時、グーっと前に持って行かれる、あの体全体にGがかかる感覚が心地よい。

ギアを1個ずつ上げ、1段ずつのパワーを感じながら走る。

それが至福の時間だった。

8年ほど前にバイクを手放し、それ以降はその瞬間を味わっていない。

ベトナムの道路事情

歩いていて思ったのは、バイクがうっとおしすぎる事。

ホーチミンの歩道を歩いてる時「何なんだこのひどさは。」って思った。

でもふと思った。タイ、インドだって日本に比べればマナー悪すぎ。

でも向こうでは全然気にならなかった。というかベトナムについて急に気になるようになった。

よっぽどベトナムのバイクの運転マナーは酷いと感じたのだろう。

ただ一度バイクに乗って走り出せば、全く問題にはならなかった。

歩くより、楽で安全な感じもする。

 

借りたはいいが、10分走っただけで借りたことを後悔。

海岸線を走ってみるも、全然気分は良くない。

そのまま まっすぐ走ってると、いつも見ていた山中腹の 観音様が見えてきた。

どうせ目的地もないのだから行ってみよう、という事でお寺へ。

途中のそこそこ良い眺めの場所があった。

ただあまり綺麗だ、とかいう感情が沸かない。

この道を走ってて、インドのバイザックを思い出した。

まさに 同じような風景。

とはいえ 日本、プーケットも含めて 海沿いの山道はどこもこんな感じか。

山道をしばらく走ると観音様が見えてきた。

お寺は観光客も多く、少し気分もブルーに。

最近は観光客を見ると、気持ちが疲れてしまう。

 

それなりに心地よいが、思ったより来てよかったとも感じない。

少し前までは、たまにこういう所に来ると、心が洗浄されるようで、来て良かったと思ったが、とうとうそれもなくなってしまった。

 

楽しめないのは自分の問題

バイク借りて走っても「無感情」。そこそこ綺麗な景色をみても「無感情」。

何しても「喜怒哀楽」がほとんどない。

この感覚、ちょっとヤバイ。

少なくともバイクに乗ってる時に「爽快感」は感じてほしかった。

それすら感じられない今の自分。

とは言え、何をどうしたら「感情」が沸いてくるのかも分からない。

何が問題なのかも分からない。

今はその答えを本の中に求めている日々である。

【年間120万円生活:海外旅編】〈2023年8月〉の出費

ここまでの月別出費。

【4月予算】28,800円【実際の出費】32,204円

【5月予算】80,000円【実際の出費】77,402円

【6月予算】80,000円【実際の出費】81,652円

【7月予算】80,000円【実際の出費】90,937円

 

2023年8月分

【8月予算】80,000円【実際の出費】67,724円

予算は、《2500円 x 30日 = 75,000円》+雑費5,000円

※月によって日数は違うが、1ヶ月=30日で固定

※宿泊費、食費、雑費、交通費など全て込み

※航空券、ビザ代は別予算。

 

【出費内訳】

《ATM出金》36,264円

《宿カード払い》31,460円 ※28泊分。9/3泊分まで。

ラオス1泊以外はベトナム・ダナン滞在。

交通費はラオスVisaラン往復分程度。

よって8月分は普通に1ヶ月 ダナンで生活した場合の費用と見ていいと思うが、下記の分も出費に入ってるので、月6万円位になるかな。

最後に引き出したATM 出金分の内約1.2万円は、8月にはほぼ使わなかった。

よって来月分は、その分出費が少なくなる、と思われる。

【2023ダナンHOTEL生活編】初めてダナンの街を歩いた

ダナンに来て約1ヶ月半経過。

考えてみると飯屋とホテル、カフェの 往復の毎日。

他は海へ数回行った程度。

本当に何もしていなかった。

初めて街を散策

一念発起して、対岸方面に歩いて行ってみることにした。

こちら側にはしっかりとした「街」がある。

バスターミナルへ行くバスの中から何度か眺めており、いつか来たいと思っていた。

まあ徒歩15分ほどで来れる場所なので、やや大袈裟な表現ではあるが。

いつもホテルから眺めてるが、 改めて見ると山、ビル、川、空のコントラストが綺麗な街だ。

 

「行動しないと何も変わらない」

先日、一冊の本を読んだ。

【ライフトラベラー / 喜多川泰著】

この旅でずっと悩んできた事の回答書のような感じで、驚いた。

今の自分にピッタリのキーワードが山のように見つかった。

その1つが「行動しないと何も変わらない。」

当たり前のことで、分かってることだけど、その通り。

動かなければ何も好転しない。

というわけで、半強制で「行動」する事にしたのだ。

 

観光地であろうハン市場に行った。

このあたりは妙に観光客が多く、「何があるのだろう?」とバスの中でいつも思っていた。

この市場以外は何もない感じだったが、これを見に来るのだろうか?

入って3分で飽きてしまい 退出。

昔はこういうところをブラブラするのが好きだったが、今は楽しさは1mmも感じない。

正直 東南アジアの市場はどこも 雰囲気、売ってるものが似たり寄ったりで目新しさもない。

何か 旅の楽しみがどんどん減ってる気がする。

新鮮さを感じない理由がわかった

ベトナムへ来て ずっと何か 新鮮さがない感じがしていた。

その理由がわからなかった。

今日、街を歩いていて分かった気がする。

「東京」の風景と大差ない感じがした。

ビルがあり、道が整備されていて木が植えられている。

渋谷の裏通りでも歩いてる感じだった。

新鮮味がない訳はおそらくそれだ。

外国、東南アジアへ来ているという感覚が薄いのだろう。

逆に言うと、感覚的に日本と変わらずに生活できるという事なのかもしれない。

それなりに綺麗で、快適で不自由がない。

 

これで一つの疑問が解けた。

ベトナムはすごくいい国 なのだが 何かしっくりこなかった。

人は 優しくフレンドリー。ご飯は美味しく、ボリュームがあり、野菜も豊富に取れる。

物価も安い。

ダナンに関しては、そこそこ南国っぽさがあるビーチもある。

これだけ欠点がなく、本当に住みやすい良い国でありながら、何かしっくりこなかった。

外国に来てるという気がしないのかもしれない。

それに色んなものが均質化して、ベトナム含め、アジアはどこの国、街も似たりよったりになってる。

人の服装も似たりよったり。

特にアジアの若者は日本を含め、バンコクベトナムでも皆、韓流スタイル、オーバーサイズファッション。

それぞれの地域の特色がなくなりつつあり、それも旅の楽しさが無くなってる1つの要因かもしれない。

 

初めてベトナムに来たとき、笠+アオザイでカブに乗る女性を見て、「ベトナムに来たんだなあ。」と実感した。

今はそんな姿でバイクに乗ってる人はいない。

毎朝、起きて窓の外を見た瞬間、時には町を歩いてる瞬間、「あれ?今、外国いるんだっけ?どこの国だっけ?」って思う。

それだけ今「ベトナム」という異国に居るという感覚が全くない

これはベトナム以外の国では思ったことがない。

【2023ダナンHOTEL生活編】自分はセミリタイアなのだろうか?

デラックスルーム 2泊が終わり、SuperiorDoubleに移動する日。

移動が面倒なので、追加料金払うので、部屋を移動したくない旨伝えると、追加料金なしでそのまま使っていいという事だった。

よってこの後 4泊は〈1泊167k≒1020円〉。

景色がいいこと バスタブがあること、値段を考えると、超手抜きの掃除は許せてしまう。

やっぱり朝 目覚めてこの景色があると、気分も違うかな。

夜景を見ながら風呂に浸れるのも良い。

やはりダナンのホテルはコスパ最強だ。

自分の状況はセミリタイアか?

状況的には セミリタイアという事になるのかもしれない。

しかし自分は、「セミリタイア」という言葉は使わないようにしてきた。

高尚な言葉に聞こえ、私ごときが使うべき言葉ではない気がした。

人生の成功者が使う言葉のように感じるからだ。

頑張って人生を歩んできた人が使う言葉で、自分にはフィットしない。

もちろん「財」がそれなりに伴ってる事も条件で、そもそも当てはまってないかもしれない。

セミリタイアしている人は人生を楽しんでるように思える。

やはり それはそれまでの人生、一生懸命働いてきた、その努力と忍耐の結果だと思う。

ようやく 得れた自由。それを堪能できているのだろう。

内容的には自分と同じ様なこと -単純で誰でも出来る内容の海外生活や旅- をやってるような人でも、すごく生き生き、楽しくやってるように感じる。

何が違うのだろう。

新鮮さが違うからだろうか?

感性が違うからだろうか?

同じ事をやってるのだから、自分も楽しめる筈、なのだが。

【2023ダナンHOTEL生活編】次は日本。一時帰国決定

部屋を変更した。

デラックスルーム予約したのに隣のビルの壁ビュー+ツインの狭い部屋に通され、説明して部屋を変更してもらった。

いろんな意味でダメなホテル。

正直 部屋の埃、廊下の掃除されてない汚さとか見て、もう泊まりたくない。

しかし キャンセルは不可なのであと6泊するしかない。

「Sbay Hotel」Deluxe room

1泊186k≒1118円

部屋はほぼ2面ガラス張りで景色はかなりいいはずだが、テンションは上がらない。

全て、ホテル清掃員の駄目さが影響している。楽をする事しか考えてない。

部屋を出て廊下を歩く度に吐き気がする。

約5ヶ月ぶりのバスタブ

久々にバスタブで水に浸かれた。最高に気分が良かった。

この旅初のバスタブ。

外に高いビルなどがないので、山を望みながら風呂に浸かることができた。

風呂上がりに冷たいコーラを飲みたいものだが、この部屋には冷蔵庫が付いてない。

どこの宿もそうだが、何かがいつも足りてない。

景色を含めてすごいいいはずなんだけど、 安くても、長居はしたくない ホテル。

一時帰国が決定

母親が熱を出して救急車で運ばれたというメールが来た。

今は家に戻って大丈夫みたいだが、一旦 実家に戻ることにした。

メールが届いて1時間後には 帰国便のチケットを購入していた。

自分でももう行き場がなくて、どこか行く理由を探していたのだろう。

ダナンからホーチミン経由で約1.5万円。

数週間先だけど。

帰国後 何をするか

正直、日本に 1、2週間滞在して海外に出ればいいし、環境的には、それは可能。

ただ今はすぐに海外に戻ってきたい、とか思わない。

とはいえ、日本(実家)滞在も苦痛である。

やはり労働か

雑念が生じない点で、労働は凄く良い。

何も考えず、とりあえず働く。

幸運にも、今は働きたい気持ちも芽生えてる。

寮付きの労働が理想だが、アラフィフでその需要があるか。

あっても、その場合の「苦役」系労働になるのだろうか。

まあ嫌ならさっさと辞めればいい。

帰国時にすぐ働けるように、早速派遣会社にコンタクトを取った。

翌日電話が来て応募。

海外で受信可能な日本の携帯番号があると、本当に便利だ。

向こうもまさかこちらが海外に居るとは思ってないだろうなあ。

【2023ダナンHOTEL生活編】無職になり 1年4ヶ月経過した

「Sbay Hotel

今度は前回の宿から10分ほど歩いた場所に移動。

看板にはLENID HOTELと表示されてるけど。

ロビーは今までで一番立派。

期待があったが年季の入った、中国にありそうな古風な部屋。

古いのは問題ないが、ホコリが溜まってる。掃除されてない。

重厚なドアとか見ると、建設当初はかなりいい ホテルだったように思える。

部屋の清掃具合は イマイチ。清掃する人もダメダメ。

ただ1泊わずか〈130k≒782円〉で泊まれるので全く文句はない。

ダナンでは最低ランクの宿。早く出たいが、9泊の予約を済ませており、更にキャンセル不可。

とはいえ、この宿がインドにあったならコスパ最高レベル。間違えなく半月は滞在したかな。

とりあえずシングルに3連泊。その後、部屋変更の予定。

ホーチミン、ニャチャンのホテルよりかは圧倒的にこちらの方が良いかな。

jack-k.hatenablog.jp

部屋の中からトイレバスを通して 外の景色が眺められる、というよくわからない 構造。

部屋が広く感じれるというメリットはあるのかもしれない。

無職になり1年以上経過

正確に言うと「ほぼ無職状態」。

今年に入り工場派遣の仕事を2-3週間ほどしたが、基本無職。

今年2023年4月途中まで、元職場近くの町のアパートで自炊で週2回ほど外出の、ほぼ引きこもり状態。

良い意味で普通に生活していた。

精神状態の変化

退職したのは、2022年4月末。

示談交渉で3、4月は給料はもらえたが 出勤はしなくて良かった。

そのため 3,4月は少し派遣の仕事をした。

その頃は 一番 気分が良かった。

一日も出勤せず、会社から給料がもらえた 上、プラスアルファで派遣で小遣いを稼げる。

派遣の仕事も、嫌な事があればすぐ辞めてもいいというマインドで働いてるので、すごい気が楽だった。

そこそこ満足出来る生活をおくっていた。

特段楽しくもないが、つまらなくもない。

環境を海外に移して、同じ事をやればより満足度も高いのではと考えた。

そして今年2023年4月、ほぼ丸9年借りてたアパートを退出。

そしてシンガポールに飛び立った。

何かよく分からない

5ヶ月ほど経つが、楽しさも何もない旅(生活)。

何かシンプルに旅の意味すら分からなくなってきた。

それは自分の旅だけでなく、周りの旅行者を見ててもふと思った。

海へ行って、海岸を歩いたり、ビーチベッドで寝転がってる、泳いでいる旅行者がいる。

この人たちはそれをやって何が楽しいのだろう?

町の市場にも旅行者がいっぱいいる。

そんなの見て、何が楽しいんだろう?

遺跡を含め、有名な建築物にはわんさかと旅行者がいる。

たいして詳しくも、興味もないだろう人が、その場限りの薄っぺらい感傷に浸り、意味があるのだろうか?

「旅行者」や「人間」の行動が意味なく思えてきた。

ここまで来ると、自分の今のこの感覚がやばいのではないかと思えてくる。

時間があると、色々雑念が出てくる。

無職生活も楽ではない。

【2023アジア放浪】10代の頃漠然と考えていた「海外年間72万円生活」

10代の頃、旅しながら漠然と考えていた事

物価の安い 海外へ行けば1日の生活費なんて2000円(宿代1000円、食費1000円)×30日で1ヶ月6万円年間で72万で済む。

交通費 合わせても 100万円あれば余裕だ。

いつか引退したらそうしよう。

漠然とそんな事を考えていた。

そして、今、その年代になった。

その検証をしてるような感じだ。

あの時とは違うもの

あの時はドミでもエアコンなしの部屋、でも問題なかったので、宿代は1000円という予算で考えていた。

今は 諸事情はあるが、ドミもエアコンなしの部屋も泊まるのは辛い。

数週間の短期旅行で その間だけ楽しむならいいけど、月単位だとさすがにきつい。

それにBP旅をして楽しむことなどできなくなった。

又、あの頃日本円は強く、今のような状態になるとは思ってなかった。

漠然と、いつまでも 日本の優位性が続くと思っていた。

考えてみると、「バブル崩壊」「大不況」でも、海外旅行に限って言えば、全然良かった。

海外から見ると、まだまだ日本は先進国であり、多くのアジアの人にとっては憧れの国だった。

2023年になった今「年間72万円生活」は可能か?

今のような快適さも取り入れた旅では、当たり前だか難しいかなと思う。(2023年7月タイ滞在時点で)

「エアコン付」の「清潔」な「個室」という条件をつければ、そうなるのも当然。

30年前でも難しかったろう。

ある意味 昔より条件厳しくして値段は昔と一緒って、それは無理だよなあ。

単純にタイ、マレーシアなどで1年アパートを借りて生活すれば、今でも可能と思われるけど。

ただビザの問題もあり、滞在期間を考えると一箇所に長期滞在するのは難しい。

この旅、最初の3ヶ月ではどんな感じか

記録を見ると、1日の出費はだいたい 以下の通りだ。

【マレーシア】

2500円(内宿代1600円)

※宿はAC付、BT別、独房、清潔度▲

備考:バス・トイレ別で快適ではない。付きは料金が跳ね上がる。

観光税の影響も大きい。

旅をしながら長期滞在は難しい、というか宿も飯もコスパ悪すぎ。

しかし、あの安宿独房部屋で、この値段って…

飯も食材のけちり過ぎで、コスパ悪。

マレーシアは好きだが、もう積極的に短期の旅で行きたいとは思えなくなった。

コンドミニアムを借りての滞在なら可能かもしれない。

【インド】

インド2000円程(内宿代1200円)

※宿はAC無、BT付、清潔度☓

備考:エアコン付は最低1000ルピー(約1600円)した。

基本、宿は全て汚く、掃除もされてない。その上、高い。

年間72万円は、可能だろうが、宿の汚さ、飯のまずさを考えると、現実的ではない。

そもそも エアコンなしなので条件に当てはまってない。

【タイ】

2500円(内宿代1500円程度)

※宿はAC付、BT付、清潔度○

備考:1B=3.5円に戻れば物価が上がってても、コスパ的には良好。

物価高、円安でもBP旅はまだ大丈夫

アジアの新興国も10年後は物価などがどうなるかわからない、などと言われ続けもう30年経つ。

もちろん 物価は少しずつ上がっているが それでもまだ安く旅が楽しめる。

とりあえず今日まで30年間、日本の物価の優位性が続き、私のような最下級 労働者の分際+長い無職歴があるにも関わらず、アジア旅は続けられている。

そしてベトナム

話は少しそれてしまったが、年間72万円生活に話を戻す。

インドの宿代の超高騰はかなり希望を失なわさせるものだった。

あの安いが取り柄のインド旅の宿代がこんな高くなってしまうとは。

それも 貧乏旅行の延長での汚くて暑い安宿滞在で。

諦めの気持ちを持ちながら、そして期待もないままベトナムホーチミン空港に降り立った。