48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【2024ジャワ中部旅】ソロの病院で点滴を打った

チェリボン以来、風邪がずっと治らない。

今日で10日目くらいかもしれない。

この旅の半分以上は体調不良ということになる。

セマランには4泊したが、何してたか思い出なし。

実際、いつも以上に何もしてない旅。

 

一応、セマランからは市販の薬を飲んでいたが、 それでも治らなかった。

しょうがないので病院に行くことに。

クレジットカード付帯の保険は使ったことがない、と思ったが前回 バンコク病院に行った時に使ってた。

多分、クレカ付帯の海外医療保険を使ったのは、この時が初めて。

その前インドで病院行った時は、結局 クレジットカード会社に請求しなかった。

正直インドと同じように病院に行って領収書だけもらって、高くなければ実費で払っても良かった。

ただ窓口へ行って説明してから予約して順番待つなど、プロセスを考えただけで心が折れそうなので、予約してもらえるクレカの海外保険を使うことにした。

とはいえ、あまり気軽に使ってしまうと、 予想より早くクレカ無料付帯の海外保険は消滅する気がして、直前まで使うか迷った。

まあたった一人が使わない努力をしたところで影響はないと思うけど。

 

ソロに提携している病院があるということで、そこを紹介してもらった。

「JIH Solo」

面倒なので、Grabバイクで行った。

5kmほど乗って12.5k≒122円

楽で早く安い。

インドネシア、インド、ベトナムではGrabはかなり役に立つ印象。

 

代理店の指示通り、病院の受付ではなく 横の「Emergency」の受付へ。

救急車で運ばれてくる人が使う入口だ。

たかが風邪なのに申し訳ない気持ちなる。

こちらとしては、待つ必要もなく、かなり楽なので嬉しい。

病院側もそのほうがお金になるから、窓口受付でなく緊急対応にしたのだろうか。

名前を言うとすぐ分かってくれた。

そう。こういう説明不要な所が楽でいいのだ。

手続きは結構時間かかったが、 終わるとすぐに緊急室に案内してくれた。

そこでベッドに横になる。

最近何度か緊急治療室は利用してるので、もう馴染みの景色。

日本と同じ風景に安心する。

日本に居るような錯覚をしてしまう。

横になって寝ていると先生か看護士さんが来た。

顔を覗き込んで症状を聞いてきたのは、ブブカ姿の女性。

そうか、ここはインドネシアだと我に返る。

当たり前なのだが、違和感を感じる。

 

取り敢えず、症状をざっと伝える。

インドの時もそうだか、いつも聞き返されないので、本当に理解してくれているのか不安になる。

体温を測り熱はないので大丈夫というので、体温が何℃だったか聞くと37°c。

平熱は36℃であることを伝える。

平熱も聞かずに勝手に熱がないと判断する対応に多少不安を覚える。

 

点滴か 抗生物質にするか聞かれて、かなり迷った末、「点滴」にした。

後から考えると「抗生物質」だけにしとけば良かった。

決断を迫られ、 何故かどちらかを選ばなければいけない、と思ってしまった。

点滴は30分位で終了。

どうですかと聞かれ、素直に「特に何も変わりません」と答えた。

点滴打つとスッキリするみたいな話を聞いたことがあり、爽快感を期待してたが、本当に全く何も変わらなかった。

結局、抗生物質も処方された。

いくら請求されたから 知りたかったが、請求書とか薬の明細は一切 もらえなかった。

事前にサインしてるから 水増し請求されていても全くわからない。

自分が払うわけではないとはいえ、こういうのはすごく嫌だ。

 

病院を出たあと、自分への褒美としてベーカリーでパンを買い、マクドナルドでMcフルーリーを食べた。

なんの褒美だか分からないが、何故か病院来るときに終わったら褒美としてデザートを食べようと思っていた。

夜には体調は戻った感じだが、なんか点滴を受けた左腕が少し痺れていて、特に注射をさした手の甲に違和感がある気がする。

たかが風邪ごときで点滴して良かったのだろうか。

少し後悔している。