労働開始して、数日経過
実家に居るという事もあるかもしれないが、もう先週までの暇つぶし探しの無職生活には戻りたくない。
やっぱやりたい事が特にない場合は、労働が最強の暇つぶし。
それにとりあえず朝早く起きて、夕方まで労働してると安心する。
若い時みたいに、朝起きるのも辛くはないし、労働自体も楽。
それに、お金が得れるというのは、いろんな面でかなり大きい。
仕事は下人の友「倉庫労働」
2005年にクロネコでバイトしたことがあって、それ以来18年ぶりだろうか。
ベルトコンベアから流れてきた製品を商品に詰めたり、それをバーコードで読み取らせ箱に入れたり、それをカートに入れて所定の場所に運んだり、そのカートをドライバーのいる場所に持って行ったり。
単純労働だが、1つの事をずっとやってるわけではないので、異常に単調でつまらないという事は今のところなく、そこそこ時間が経つのは早い。
多くの人は、こんなくだらない仕事でも、一生懸命やってるし、一生懸命教えてくれる。
そういう姿を見てると、「単純労働」とか「下級労働」と卑下してしまうのは申し訳ない気がする。
とはいえ、この人達はこんな役に立たない事を何の為に一生懸命やってるんだろう?とか常に考えながら仕事してしまう。
ある一定の数字を達成すれば時給が上がるなどメリットがあれば別だけど。
意外に年齢層が高いのが救い
倉庫肉体労働だと、周りは2-30代位で居心地悪いのでは、と思ってたが全くそんなことはなかった。
現場では自分が年齢層の中間位になる。
少し腰が曲がったり、膝が悪そうだったりというおじいちゃん、おばあちゃんみたいな人も数人いる。
白髪+老眼眼鏡のおばあさんみたいな人も居て、ちょっと驚いた。
自分より年齢高い人がこのような仕事をしている姿を見て、ちょっと悲しくなる。
ただ勝手に「生活が厳しくこういう仕事しかなくやるしかないのだろうな。」と決めつけてしまってるけど、楽しんでるかもしれないし、別に何も考えずちょっとした小遣い稼ぎでやってるだけかもしれない。
そもそも本人達は憐れだとは思ってないのかもしれないんだよね。
主婦っぽい4-50歳代位の女性も多い。半数は女性かも。
大変な肉体労働なのに女性が多いのは驚くし、すごいなと思う。
考えてみれば、仕事にやりがいを求める必要はなく、人によったら給与さえもらえれば仕事は何でもいい、って割り切ってやってる人も居るんだよな。
ただ女性なら普通はこんな仕事選ばないと思うし、やっぱ倉庫での肉体労働するからには何か理由があるのだろう。
人とのコミュニケーションが苦手、オフィスワークは出来ないなど。
単純労働は憐れな無能労働者のなれの果ての仕事なのだろうか
ずっと、この先単純労働しか待ち受けてない事に、悲壮感しかもっていなかったが、ふと、上記のように思った。
基本的に、日常生活で表面上関わる多くの仕事は誰でも出来る単純作業って気もする。
ドライバー関連、倉庫関連、工場、コンビニ、ショップ店員、飯屋。
人は単に生きるためにしょうがなく仕事(単純作業労働)をやっているのかもしれないし、それでいいのかもしれない。
とはいえ、その考えには、なかなか切り替えられない自分が居る。
自分の労働姿を俯瞰してみると、やっぱ憐れだよな。
特に10代、20代の頃の自分が今の姿を見たら、どう思うのだろうか…。