いつの間にかGWに入ってた。
定職ないと、あまり連休は関係ない。
バイクで走ってみるが、どこも人、人、人。
混んでると言っても、車の交通量は特別多い訳ではない。
車は多分普段の週末と同じくらい。
しかしどの街行っても人が多い。
北参道というマイナーな所をバイクで通ったが朝から結構人が歩いている。
なんでこんな所に人がいるの?って思った。
そして神宮の方へ抜けていく。その辺も朝にも関わらず、結構人が歩いていた。
至る所で「何でこんな所に歩いている人が居るの?この人は一体どこに行くの?」って思ってた。
人の多さを見て、気持ち悪くなった。
そして何か嫌な感じになった。
せっかく人が閑散としている都内を楽しみたかったのに。
何でこんなに人が多いのだろう。
昔はもっと閑散としていなかったっけ?
もう生まれ育った場所に、居場所は完全になくなったという感じ。
唯一の都内での居場所が確保できるのが、この時期と長期連休。
それがなくなってしまった。
又、周りの人は皆、多分土地を売って引っ越してしまった。
そこにマンションが建ち人が増える。そして一軒家であっても金持ちが引っ越してくる。
本当に住み心地が悪くなったものだ。
都内にこれ以上人が増えてほしくない。
都内から人が消えてほしい。
建ぺい率を下げて、ビル、タワマンは全部潰してほしい。
いやオフィスビルは別に構わないし、平日にビジネス関連で混雑するのは首都なので許容範囲。
ただ週末や休みは静かにゆったり過ごさせてほしい。
晴海、豊洲など何もなかった場所にタワマンが乱立していく。
あれを見上げると、そりゃあ人がとんでもなく増えるはずだ、と納得。
何十世帯入っているのだろう?平地の一軒家だったら何世帯で済むのだろう。
六本木など夜以外は人はそんな居なかった。
その頃は人が来そうな場所は「六本木WAVE」位だった。
週末は閑散としていて良かった。
今はいろんな大型施設が出来た。そのせいで週末も人が来る。
防衛省は東京ミッドタウンになり、六本木郵便局は麻布台ヒルズの一部になった。
タワマン+商業施設。これじゃあ人が増えまくるはずだよな。
都市部出身の人間としたら、東京周辺、大阪周辺、福岡周辺に外部から引っ越してこないでくれ、と言いたいが、それは不可能な事。
そうなると自分が出ていくしかない。
もうここに自分の居場所はない。
しかし親は長年住んだ実家がいいらしい。
どう考えても、ちょこっと散歩に行けたり、庭があったりの場所で過ごした方が快適な筈なのに。
こういう考えは人それぞれ違うので、親の意見を尊重するしかない。
それはつまりあと10数年程度はここに住まないといけないという事。
多分、60歳過ぎないとこの土地から出ていく事は出来ない。
その頃、海外移住する元気はあるだろうか。
これを考えると、また精神的に辛い。