48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【プチ介護生活】再び体調悪化。帰国後、既に4回の問題発生。

再び、母の体調悪化

帰国数日後、母の体調が悪くなり救急車で病院に行った。

その1か月後、再び、母の体調不良が発生。

自分が慣れてないからかもしれないが、ガタガタ震えてる様子を見てると、怖くなる。

ただ前回と同様であり、時間が経てば、自然と治まるだろうと思って様子を見た。

2時間ほどで震えは治まって、徐々に体調も良くなっていくかと思った。

しかし調子が悪いまま2日程経過。食欲もなく体調戻らないので、病院へ行くことに。

病院で初診だと診療代とは別に13000円位必要だと言われたがしょうがない。

一番つらいのは長時間待たされること。皆同じ気持ちだろうけど。

3-4時間くらい待ってようやく先生に診てもらった。

何かの細菌が腎臓に入ったらしく、抗生物質3日分を処方された。

とりあえず先生に診てもらった事で安心した。

一難去って、また一難

体調は戻ったが、その数日後、すごい音がしたので階下へ行ってみると母が風呂場で転倒していた。

帰国後2度目の転倒。問題は足の力が弱まっていて床に座った状態から一人で立ち上がれない。

ここまで弱ってしまったのかと、思うと共に、やっぱり何か起きた時の為に身近に居てあげないとダメだと悟った。

前回転倒後、次回転倒した時の為、床からの立ち上がり方を調べておいた。

まず膝立ちの態勢にさせて、椅子に捕まらせ立ち上がる。

しかし別の問題がある事がわかった。膝を立てて四つん這いする事すらできないのだ。

その後色々考えて、やってみたが全てダメ。強引にやって骨でも折ったらと考えると手荒くできない。

結局、介護ベッドまでマットで引きずっていき、力で持ち上げた。

これじゃあ筋力の弱ってきてる父では無理だ。

又、転倒直後、素っ裸の母親が床に力なく寝ていて、その横で父が裸の事などおかまいなしに必死に立ち上がらせようとしていた。

その光景を見て、色んな面ですごく悲しくなった。

 

何とかベッドに戻して一安心だが、転倒した時左手をうったようだった。

見た目は特に問題なかったが、2日後くらいに青あざになっていて少しびっくり。

腫れも酷くなっていった。

高齢者だとちょっとの事でも大事になってしまうんだなと思った。

この先どうすれば良いのか

帰国後1ヶ月で2度の体調不良、2度の転倒。

自分が帰国していて運が良かった言っていいのかどうか分からないが、とりあえず居て良かった。

状態が良くないとは言え、未来の事を考えると現時点が一番体調が良い、というかマシな筈。

今後どんどん悪化していく事を考えると、どうしたらいいものか…。

長期の旅はもう無理かも

長期の旅(3カ月以上、数カ月にわたる旅)、海外生活なんてのはもう無理なのかもしれない。

この現実を考えた時に、メンタル的にかなりきつくなった。

ちょっと吐きたくなるよう気分。

確かに今は特に海外に行きたい訳ではない。でも日本に居るのは辛い。

ある意味しょうがなく海外に行っている。

とはいえ、それが無理となると、メンタル面でかなりきつい…。

日本、実家にずっといなければならないと考えるとより辛く、気持ち悪くなる。

これじゃあ、自分のメンタルもやばい。

まだ1カ月ちょっとの実家生活でこれだ。これが数年続くとなると…。

たまにテレビの特集で、介護して10年とかしている人の特集やっていて、自分の人生って何なのか分からない、みたいな話をしているが、少し意味が分かった気がする。

1カ月程度で介護すらまだやってない人間がそんな事をいうのは失礼かもしれないけど。

ずっとそばにいないと、本当にダメなのだ。

今はまだ父親が色々出来てるからマシだけど。