48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

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【暇つぶし探し】裁判傍聴第2弾「オレオレ詐欺」「麻薬の売人」

東京地裁近くに来たので、再び裁判傍聴

今日は何か大きい裁判があるらしく、テレビ局の車やらカメラマン、リポーターが結構いた。

考えてみると、裁判所の入口ってよくテレビに映ってる。

 

それを横目に裁判所のビルの中へ入って、今日の裁判予定をサーチ。

件名に自殺幇助罪ってのがあって、こんなのもあるんだと思ったが、赤字で整理券と書いてあったので傍聴は諦めた。

夕方テレビを見て、これがあの事件の裁判だと分かった。

まずは「詐欺・窃盗事件」

これはいわゆるオレオレ詐欺の事件だった。

友達に成りすまして、おばあさんから60万円位ATMから引き出させたらしい。

腰縄+手錠をつけられて警備員に挟まれで入場してきた。

入廷して、手錠を外されたかな。

 

毎回そうだが、この被告も至って普通の人。

ロン毛だが、眼鏡かけてるから、印象もマイルドな感じ。

そういえば、今の時代ロン毛の男ってあまりいないよな。

それなりの年齢~40代前後なのだろうか。

 

大して面白くなく、内容はあまり覚えてない。

 

次は「麻薬系」事件

前回は「コカイン」だったが、今回は「麻薬の売人」。

更に大麻はマンションで育て、それを売るという事を繰り返してたらしい。

それに加えて、「コカイン」「MDMA」「LSD」。

麻薬界のオールスターという感じだ。

「コカイン、LSD、MDMA、大麻の売人。さらに大麻はマンションで種から栽培」

こう書くと、とんでもない極悪人でいかにも悪党面した感じの人って頭の中でイメージしてしまうが、これもその辺にいる普通の人って感じだ。

坊主にしていて、元の風貌が分からないからなのかもしれない。

ただ受け答えを見ても、至って普通の人に見える。

しかし中南米じゃあるまいし、ここまで日本でコカインが普通に売買されてる事に驚いた。

 

これも両親が来ていて、証人として発言していた。

前回の被告もそうだが、情状酌量を得るための、方程式なのだろうか。

確か両親は九州かどっかから来ていた。

親としてはどういう気持ちなんだろう。

 

検察官側の求刑は懲役6年と罰金100万円だったかな。

被告の弁護士は懲役3年以下で執行猶予付きが妥当と主張。

麻薬の量・種類もこんなに多いのに、MAXでも6年程度で出てこれてしまうものなのか。

良く分からないが執行猶予付きとなったら、その間何もなければ懲役もなし?

そんなものだろうか。

そんな軽いのであれば、多少悪い人間であれば、捕まる覚悟で薬物の売買を数年して一気に金を稼いで、勝ち逃げするよな。

捕まっても大したダメージはない気がする。

 

被告弁護人は被告は前科がない事、薬物の更生施設に入る計画をしていて、親がその辺の管理をしていくって話をして情状酌量の余地あり的な事を言ってた。

前回の麻薬事件と一緒。両親が来ていて、厚生施設に両親が連れていく、って話をしていた。

 

今月5~6件の事件の傍聴をしたが、イメージしてたような弁護士同士(又は検察官)の争いみたいのは皆無だった。

話を聞いてても、法律的な知識を得られるわけではないし、あまり意味がない気がした。

これも年に数回の暇つぶしにしか使えないかな。