朝、母の体調が悪くて、病院へ。
手の震えがすごくてかなりびっくり。
電話で救急車を呼んだ。
母の熱があったため、一人しか病院に行けず、私が行く事に。
救急車に乗るのはいつ以来だろう。
考えてみると、5-6年前、自分が乗ったんだっけ。
だから救急車乗った時も、物珍しさとかがなかったのか。
病院に到着して母が名前を聞かれたとき、答えられなかったのには驚いた。
痴呆かと思ったが、後で考えると単に話すのが辛かっただけっぽい。
医師のいる病室に通されたが、当たり前なのかもしれないが、至って普通の対応。
こっちは緊急だと思ってるのだが、向うとしたら毎日何人も飽きるほど対応してるのだろうし、見ただけで緊急性がある程度わかるのだろうな。
先生に色々質問された時、色々不安が沸きあがってきた。
自分に原因があるのでは、とかなり不安になった。
~「昨日は何を食べましたか?」
昨日、自分が作って食べた焼きそばが原因?
豚肉を入れたのだが、半生だったのだろうか。
~「近くに風邪とかコロナにかかった人はいましたか?」
2日前、透明の鼻水が止まらない事があった。風邪だったのかも?
いや、もしかしたら海外でコロナにかかって、感染に気付かぬまま帰国して、それをうつしてしまった?
・・・これは一番不安があった。
検査している間、待合室で2時間程待っていて、最悪の事態を考えてしまった。
自分が原因で、何か大事になってしまったらどうしよう?
自分が日本に帰ってこなければこんな事にならなかったのでは?
その後、各検査をして結果が出るまで、点滴打ちながらベッド横で待っていた。
時間つぶしには慣れているし、飛行機乗った後だったのでそこまで苦痛ではなかった。
飛行機A320のあの狭い空間に5時間以上に比べると楽。
とはいえ、背もたれもないパイプ椅子なので辛い事は辛い。
こうして病院にいると、赤ん坊の時、親~特に母親は色々自分の時間を割いて色々やってくれたんだろうな、って思う。
何歳になるまでか分からないが、赤ん坊からそれなりに一人で色々出来るようになるまで、誰かが24時間四六時中ずっと一緒に居て、面倒見ないといけない。
それも数日、数カ月ではなくて、数年だもんなあ。
それってとんでもなく大変なこと。世のお母さんはすごいなあと思う。
もちろんその間、労働に従事してお金を稼ぐお父さんもすごい存在だと思う。
僅か数時間傍にいただけで辛いなんて言ってられないよなあ。
検査の結果、細菌が体内に入ってそれが原因だったようだ。
コロナではなかったので良かった。
抗生物質を貰ってタクシーで帰宅。飲んで良くなればいいんだけど。
今年の4月に海外出た理由の1つは、今後の介護の時期を考えると、今のうちしか行けないと思ったから。
何も恩返しは出来てないのだから、せめて両親の介護だけは自分の手でやろうと思ってる。
今回の件だけでは何とも言えないが、もしかしたらその時期は、自分の計画より全然早くなるかもしれない。
少なくとも、あと2-3年は大丈夫だと思っていたが、難しいかもしれない。
しかし帰国してわずか数日でこんな事になるとは。
タイミング的には、自分が帰ってきた時で、ちょうど良かったのかもしれないけど。
この先どうなるやら、不安しかない。