数日前に、この旅最後のホテル、「Legacy Danang Hotel」へ1カ月ぶりに戻った。
という事はいよいよ帰国間近…と思ったが、11泊してからだ。
今回は、一泊〈168k≒1035円〉。
ラオスVisaランに行ってここ1カ月はずっと238kで予算オーバー気味だったので、他のホテルを渡り歩いていた。
前はたまたま安く泊まれたと思ってたのだが、ここにきて価格が一気に下がったので戻ってきた。
既に気持ちが帰国モードに入り、何か落ち着かない。
海外へいく目的
今日は、少し離れた場所にあるCafeで読書。
Ca phe sua Saigon 〈22k≒132円〉を注文。
Saigonが付くと、多分量が多くなる。
そういえば、長期に泊まった場合、ホテルの人達は、自分のような人間をどう思ってるのだろう。
観光している様子もなく、長い時間、部屋に籠っているだけ。
「日本に居るのが辛いから海外に来てる。」って言っても、色んな意味で理解できないだろうなあ。
そもそも自国より海外生活の方が「楽」っていう事が理解できないか。
「海外だと気持ちが楽だ」という理由は何だろう
~「言葉が通じない」のが良い~
普通は海外旅行で不安を感じる理由の1つだが、自分はそれが逆にいいのかなあ。
距離感が保てるし、突っ込んだ話もできない、というか最低限の意思疎通しかできない。
言葉が出来ないからしょうがない、っていう「モラトリアム」的な許容があり、最低限の事以外は放っておいてくれる。それが心地よい。
~相手が何考えてるか、分からないのが良い~
以心伝心の逆で、それがないのが良い。
相手が日本人だと、心の内や考えてる事が表情や話し方ですごく解り、それが辛い。
性格が悪い人間だと、すごい嫌な気持ちになる。
日本人以外だと、相手の心を読めないというか、何を考えているのか分からない。
~笑顔で過ごせる~
東南アジアのほとんどの国では笑顔で気持ち良く過ごす習慣がある気がする。
何かあっても、小さい事は気にしなく、笑顔。
~人は人。自分は自分~
人のやっている事にあれこれ口を挟む事はしない。これは言葉が通じないからとかではなく、現地人同士でも同じ。
お互いに気持ち良く過ごす事を習慣としていると感じる。
・・・と、理由はこんな感じだろうか。
まあ何にしても精神的に楽だから、海外に出る。
今は色んな国や町を旅したい気持ちなど微塵もない。
どこの国でも町でもいいから、「精神的に」「気楽に」生きていける場所…ないだろうか?
今回、旅してて思った事。
探すべきものは、「場所」でなく「環境」なのではないだろうか?