ラオバオ/ベトナム側国境の町
特別に何があるわけでもないが道は広々としていて快適そうな街。
カフェでのんびりと過ごした。
他の町と違い 人口密度が低くて良い。
そもそも 歩いている人などいない。
この前の道を バスが通るので、バイタクの労働者がこの木陰でいた客待ちをしていた。
バスが来るとすぐバイクに飛び乗って、笑顔で「楽しそうに」バスを追いかけてった。
そんな事、毎日何回も同じ事やってるだろうに。
でもそういう風に、何も考えず毎日楽しく仲間たちと生きていく事が、幸せなのかもしれない。
とはいえ、客を獲得したとしても、10k-20kドン≒60-120円。
10人客を獲得出来たとして、多くて1日1200円?どうやったら生活できるのだろうか。
昨日のバイタクドライバーのおじさんが、躊躇なく恐らく割高であろう缶コーラを買って飲んでた。これで昨日支払った国境までの運賃が消えた。
心地よかったので、もう一泊 過ごしてもいいかなという気持ちになったが、結局 1泊で退散。
ホテルの宿泊客は多分自分一人で、どうも落ち着かない。
なんというか、ホームステイしてる感じというか、他人の家に居候してる感があるというか。
ダナン行きのバス
フエやドンホイ行きもあるので、旅しながらダナンに戻るのもいいかと思ったが、マイクロバスやミニバンだったのでやめた。
バスはバスターミナルではなく市場前から出た。
バスの後ろの赤い屋根の建物がバスターミナル。
客は 自分一人。
来るときとは別の運行会社とはいえ ダナン発は超満員だっただけに、何か不安だった。
更に来る時は200k、昨日バスタで運賃を聞くと220kだったのに、このバスは160k≒980円。
ローカルの人が乗らないには何か理由がある筈、と勘繰ってしまった。
バスは出発予定時間朝9時の10分前くらいになぜか出発してた。
時間があったのでフラフラしてると、市場入口から見覚えのある白いバスが出ようとしていた。
「あれ?これ 乗ろうとしてたバスだよなあ。」とバスを停止させて乗り込んだ。
荷物は既に預けてあるのに、その荷主を置いてきぼりで出発するなよ、と思った。
下段に座ろうとしたが だめだと言われ 上を指示された。
バスはどこかの民家に行き荷物を乗せ、又市場に戻り、目の前のバスターミナルに行き、又市場に行き荷物を積んでと、2 -30分ぐるぐる同じような所を行ったり来たり。
ようやく町を離れるかと思ったが、通り沿いの家々で乗客をピックアップしていき、最終的にはほぼ満員。
この調子だと一体何時間かかるのだ?、と思ったが、不思議なことに、スピードを出す訳でもないバスは、行きと同じ 6時間でダナンに着いた。
この日は再びバスターミナル傍の「Bac Nam Motel」に再び宿泊。
ローカル居住エリアなので、海岸より気楽でいい。
宿周辺にも飯屋などあるが、宿の西歩いて10分程の所にそこそこ多い飯屋街がある。
Midori Cafeでコーヒー飲みながら、ホッと一息。
やっぱり勝手の知ってる街に来ると、安心する。
《旅Memo》
•「PHUONG NHI」ラオバオの湖傍のホテル:200k≒1200円
•ラオバオ発ダナン行きスリーパーバス
6、7、8、9時 ※時刻表の時間は変わったと言ってた。
9時以降のバスは窓口で未確認。
運賃:220k≒1320円 ※窓口の人が言ってた。9時発の白いバスは16kだった。
ダナンから日帰りは可能か?
ダナン発朝6時の便に乗って12時ラオバオ着。
時刻表によると、ラオバオ発ダナン行き最終は13時。
これに乗るのは厳しいかなと思う。
ただフエ行きは頻繁に出てるので、フエへ行って乗り換えれば日帰りビザランは可能と思われる。