48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【2023ベトナム縦断編】ダナン〜ラオバオ〈ラオスVisaラン〉③ダナン帰還

ラオバオ/ベトナム側国境の町

特別に何があるわけでもないが道は広々としていて快適そうな街。

カフェでのんびりと過ごした。

他の町と違い 人口密度が低くて良い。

そもそも 歩いている人などいない。

この前の道を バスが通るので、バイタクの労働者がこの木陰でいた客待ちをしていた。

バスが来るとすぐバイクに飛び乗って、笑顔で「楽しそうに」バスを追いかけてった。

そんな事、毎日何回も同じ事やってるだろうに。

でもそういう風に、何も考えず毎日楽しく仲間たちと生きていく事が、幸せなのかもしれない。

 

とはいえ、客を獲得したとしても、10k-20kドン≒60-120円。

10人客を獲得出来たとして、多くて1日1200円?どうやったら生活できるのだろうか。

昨日のバイタクドライバーのおじさんが、躊躇なく恐らく割高であろう缶コーラを買って飲んでた。これで昨日支払った国境までの運賃が消えた。

 

心地よかったので、もう一泊 過ごしてもいいかなという気持ちになったが、結局 1泊で退散。

ホテルの宿泊客は多分自分一人で、どうも落ち着かない。

なんというか、ホームステイしてる感じというか、他人の家に居候してる感があるというか。

ダナン行きのバス

フエやドンホイ行きもあるので、旅しながらダナンに戻るのもいいかと思ったが、マイクロバスやミニバンだったのでやめた。

バスはバスターミナルではなく市場前から出た。

バスの後ろの赤い屋根の建物がバスターミナル。

客は 自分一人。

来るときとは別の運行会社とはいえ ダナン発は超満員だっただけに、何か不安だった。

更に来る時は200k、昨日バスタで運賃を聞くと220kだったのに、このバスは160k≒980円。

ローカルの人が乗らないには何か理由がある筈、と勘繰ってしまった。

 

バスは出発予定時間朝9時の10分前くらいになぜか出発してた。

時間があったのでフラフラしてると、市場入口から見覚えのある白いバスが出ようとしていた。

「あれ?これ 乗ろうとしてたバスだよなあ。」とバスを停止させて乗り込んだ。

荷物は既に預けてあるのに、その荷主を置いてきぼりで出発するなよ、と思った。

下段に座ろうとしたが だめだと言われ 上を指示された。

バスはどこかの民家に行き荷物を乗せ、又市場に戻り、目の前のバスターミナルに行き、又市場に行き荷物を積んでと、2 -30分ぐるぐる同じような所を行ったり来たり。

ようやく町を離れるかと思ったが、通り沿いの家々で乗客をピックアップしていき、最終的にはほぼ満員。

この調子だと一体何時間かかるのだ?、と思ったが、不思議なことに、スピードを出す訳でもないバスは、行きと同じ 6時間でダナンに着いた。

 

この日は再びバスターミナル傍の「Bac Nam Motel」に再び宿泊。

ローカル居住エリアなので、海岸より気楽でいい。

宿周辺にも飯屋などあるが、宿の西歩いて10分程の所にそこそこ多い飯屋街がある。

Midori Cafeでコーヒー飲みながら、ホッと一息。

やっぱり勝手の知ってる街に来ると、安心する。

 

《旅Memo》

•「PHUONG NHI」ラオバオの湖傍のホテル:200k≒1200円

•ラオバオ発ダナン行きスリーパーバス

6、7、8、9時 ※時刻表の時間は変わったと言ってた。

9時以降のバスは窓口で未確認。

運賃:220k≒1320円 ※窓口の人が言ってた。9時発の白いバスは16kだった。

 

ダナンから日帰りは可能か?

ダナン発朝6時の便に乗って12時ラオバオ着。

時刻表によると、ラオバオ発ダナン行き最終は13時。

これに乗るのは厳しいかなと思う。

ただフエ行きは頻繁に出てるので、フエへ行って乗り換えれば日帰りビザランは可能と思われる。