48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【2023インド縦断編】インド最終日。最後の最後まで不運は続く

いよいよインド出国日

空港まで オートリキシャーで移動。

結局、インド滞在中にUberを使ったのは3回だけ。

国際線ターミナルの T 2だと2回くらい念を押して言ったのにT 1に行ってしまった。

歩いて5分くらいの距離で問題はなかったが、汗をかいてしまった。

インドの空港は混雑が不安だったので 3時間前に空港に到着。

チェックインカウンターは開いてなく、20分くらい待ってようやく開いた。

今回はちょっと不安を抱えながらのチェックイン。

タイから第三国行きのチケットを持っていなかったからだ。

成田空港でチェックインの際にタイからの航空券の提示を求められた、という記事を読んで不安があった。

タイ出国航空券の提示を求められる

インドだから大丈夫という期待もあったが、やはり出国の航空券を求められた。

今から購入します、と言って一時退散。

オートチェックインの機械があればそれで発券して搭乗しようと思ったが、ブバネシュワルの空港にそんなものはなかった。

それなので タイからの出国航空券を買うしかなかった。

一応、前日に軽く調べて目的地の目星はつけておいた。

再度値段を確認して、チケットを購入した。

今度はホテルの予約書の提示を求められる

今晩はどこに泊まるか聞かれて、ホテル予約書の提示を求められた。

これは日本のパスポートでは求められてない。

実際に数日前にタイ大使館のウェブサイトで確認してる。

日本のパスポートではそれが必要ない、と説明するも頑として受け付けない。

どこかに電話して確認を取り、やはり ホテル予約書が必要だと言う。

色々やっても無駄なので とりあえずバンコク 2日分位の宿の予約をしようと思い、再び 一時退散。

滞在期間30日分のホテルの予約が必要?

ベンチに座って、スマホで宿探しを始めるが、ふと疑問に思うことがあった。

ホテルの予約書ってまさか 30日分のじゃないよな。

三度カウンターに行って確認する。

「ホテルの予約は今日の分でいいんですよね。」

「いいえ。30日分です。」

そこでまた 振り出し。そもそも ホテルの予約なんて必要ないんだ、と説明するも向こうは頑として受け付けない。

意地でもホテルの予約を取らせようというのが伝わってくる。

周りに人もいるし プライドもあるのだろう。

絶対的な権限を持ってるし、正直こうなるともうだめだ。

「ホテルの予約書は必要です。イミグレの審査員に聞いてみなさい。」

しょうがないので、出国するわけでもないのに出国審査のカウンターに行って状況説明。

そのサポート係の人と一緒にチェックインカウンターに行くも結果は変わらず。

サポート係の人も困っていた。

絶対的な権限を握るカウンターのやや太めのおばさん

あちこち旅行して何処に何泊するかも分からないからホテル30日分の予約は無理だ、って言うと、じゃあ何日分のホテル予約だったらできるの、と聞いてきた。

「2日です。」と答えると それじゃあダメ。

「OK、分かった。では10日分の予約でいいです。」と、おばさん。

えー?何か話が変わってきてないか。

なぜチェックインカウンターのこのおばさんがホテル予約の日数を勝手に決める権利があるのか?

この発言でおばさんが意地になってることは明らかだ。

この牙城は絶対に 切り崩せないので、分かりましたと素直に答えてまたベンチへ。

キャンセル無料のホテルを取ればいいだけ

冷静に考えると キャンセル 無料のホテル予約すればいいだけの話だ。

最初の2日は実際に泊まる宿、後の8日はキャンセル可能な宿を取った。

時間がないので結構焦った。

そしてまたまたチェックインカウンターへ。今度は大丈夫で無事発券できた。

おばちゃんはニヤリと笑い、満足げな感じだった。

もう搭乗時間まで15分しかないので、足早に出国審査に向かった。

税関を抜けたところで、忘れないように速攻8日分の宿はキャンセル。

これじゃあホテル予約書の提示、なんか全く意味ないよなあ。

まあとりあえず無事に飛行機乗れたからいいか。

そういえば ちょうど同じトラブルにあっている日本人のおじさんがいたが、多分 乗れなかっただろうなあ。

色々あったが、これでインドが最後だと思うと、何故か急に寂しくなった。