48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【2023南インド編】重い腰を上げて移動。アレッピー、コバラムビーチは行く意味なし。

又、意味もなくコーチンに9日間も滞在してしまった。

マラッカと一緒で、気に入ったからとかそういう理由でない。

風邪の療養というのもあるが、移動がどうしようもなく面倒に感じただけ。

動かない事には何も変わらない

とりあえず先ず動く事から始めようと、近場のアレッピーに行くことに。

駅の近くの宿だったので、鉄道で行くことにした。

Reservation Officeで前もってチケットを購入。

多分、今はWeb予約する人が多いのか、窓口は空いてる。

すごい人がいて、横からバンバン割り込みされる、というようなイメージがあったが、全然違う。難易度低くてよかった。

最も30年前は外国人窓口で買って、今より楽だったのかな。苦労した記憶がない。

アレッピーまでは1時間だった。予定時間より25分位遅れて出発し、20分程早くついた。よく分からない。

予約してた宿に泊まれない

移動が面倒なので駅前の宿を予約しておいた。

直ぐに見つけて一安心。とりあえず荷物を置いて、シャワーを浴びたい。

人が居て「予約した~です。」と告げると、

「オーナーが重大な病気になって入院した。だから他のホテルに行ってくれ。」と無情の答えが。 

そこから宿探しに苦労した。駅から町はとにかく遠い。

ようやく何軒かホテルがあって聞くも場所の割にかなり高い。

なんでインドはこんなに宿代が高いのだろう。

暑いやら、疲れたで、もう直ぐにでもインドから飛行機に乗って出国もしたくなった。

なんで自由な身で、こんな辛い思いをしてるのかな。

最後の切り札で、海岸線に予算許容範囲内の宿があるのはGoogleMapで分かってたので、そこに向かうことに。歩く気力はないのでオートリキシャで行った。

海の近くの小さいローカルリゾート

ネシアにありそうな感じ。

海岸まで1分位のホームステイタイプの宿にWalk inn。

シングルRs.600で綺麗で良かった。主人も優しく、手数料もとらず、トリバンドラムまでのバスチケットを予約してくれた。

もうこの10年位は宿はWeb予約で、久々に宿探しに歩き回った。

これこそ旅、って考える人もいるだろうが、面倒でしょうがなかった。

もしかしたらこういう事が旅の一部であり、楽しさの一部だったのかもしれないが、そんな気持ちはもうないようだ。

いや、元々なかったのかもしれない。

ほぼ目の前が海で絶好のロケーションかもしれないが...

広々とした海岸線。それ以外なんでもない。

砂浜も海も綺麗なわけでない。海を見てボーっとするにも、日影がない。

ここの来る旅行者はいないと思うが、来ても時間の無駄。

飯屋が全然ないのも、長居出来ない理由の一つ。

気を取り直して、コバラムビーチへ

トリバンドラムに1泊して、コバラムビーチに向かった。

移動が面倒なので、オートリキシャを利用。タクシーもそんな値段は変わらないが、音とか空気を感じたかった。

オートリキシャを降りて海に出た時の解放感はすごくあった。

なんとなく何処かで見た時あるような街並み。

白人が好きそうな感じだ。

インド一番の綺麗なビーチ、という事で期待してたが

どこが綺麗なんだよ、が第一印象。浜も海も綺麗ではない。

アラビア海に沈む夕日云々は、ただ言葉で自分を盛り上げてるだけの文句なのかな。

宿も安くないし、食事代も割高。又、狭いので息苦しい。

改めてタイのビーチが最高だということを感じた。

正直、タイにこんなビーチがあっても、レベル低すぎて、誰も行かないだろう。

ビーチ行くなら、もうタイ一択でいいのかな。あまり旅人に水質的に評判の良くないパタヤのラン島ですら、この何倍も綺麗。

1泊して、早々に退散

気に入ればゆっくりとして行こうと思ってたし、そうなることに期待してたが、全くの期待外れだった。

翌日、早くもトリバンドラムに戻る事にした。

帰りは公営バスを利用。

30年前、ゴアに行こうと思ったが、面倒なので鉄道で一気にカニャークマリからボンベイに行ってしまった。

がっかりはしたが、今回とりあえずインドのビーチを見れてよかった。

二度と来ないとは思うが。