空港は確かにインドらしさがないくらい綺麗だった。
外国からの玄関口であり、何となく見栄っ張りっぽいから、そこは真っ先にお金をかけて綺麗にするだろう。
空港からAluvaに行き、メトロに乗り換えた。
そう。列車、電車でなくメトロだ。
改札も電子化されており、チケットのQRコードを読み取る。
メトロの車両もまだそこそこ新しい。
メトロから外を見てると、シンガポールにいるような錯覚が。
車内は人がいても日本並みに静か。皆さん。スマホを見てる。
ここは一体、何処なのだろう?
エルナクラムを歩いてると、今自分が何処の国にいるのか分からなくなる。
中東のどこかの町という気がする。ここがインドと言われてもピンと来ない。
実際に中東の人も多いらしく、いたるところでシュワルマ(ケバブ)が売られてる。
Rs80-120(132-198円)なので安いと思う。
結局、エルナクラムには7日いたが、インドにいる気がしなかった。
ここまで快適になってるとは。
人をジロジロみない。そして清潔
初めてインドに来たのは30年前で、更にトリバンドラムという地方都市だった。
人々の視線が凄かった。男も女も子供も遠慮なくジロジロ人の顔を見てきた。
所が今は全くそれがない。向こうは外人がいるのは分かってるはず。
日本人のそれと同じ感覚。
珍しい人がいるからといって、顔を見るような事はしない。
30年でこの変わりようはすごい。
あとレストラン、ホテルなどでかなり清潔に気を使ってる。
学校の前にも「清潔に気を使おう」的なスローガンが書いてあったので、政府や、州がしっかりと教育してるのだと思う。
何をするにも簡単で楽な街
バスにのるにも、レストランで注文するにも苦労しない。
病院もそうだし、全てが楽。日本にいる時より楽。
なんでだろう?言語の心配がないからなのか。
日本にいる時はレストランに行くのも、人と話すのも嫌だった。
ここはマレーシアよりも楽な感じがする。
はたしてケララ州が特別なのだろうか、それともエルナクラムだけ?
インドの主要都市もこんな感じなのだろうか。
食事は相変わらずまずい
コーチンにいた1週間は1度もカレーは食べなかった。どうせまずいから。
レストランにはメニューがあり、いろんなチョイスがありそうだがそれでもこれというものがない。
肉の塊をガツンと食いたいと思ってるが、夜しか提供しない等ルールがあってありつけない。
又は、朝は飯屋自体ほとんどやってなかったりと、毎日食事には苦労してる
中華料理屋も行ったが、レベルが低くてまずすぎる。
日本を出て3週間。満足する食事にありつけてない。
確かにコーチンは暮らしやすいが、食事面を考えると結局マイナス。
あとホテルもエアコン付きとなると高い。