48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【旅】「冬」「花粉」に備え、日本脱出するか否か

20代の頃から、無職の時はこの時期にはほぼ絶対に日本を脱出していた。

確か、コロナで海外渡航が不可になるまでは、正社員時代を含めて20年程連続して海外で新年を迎えていた。

 

「日本の寒い冬を避けて、暑い東南アジアに行く。」

「日本の花粉の酷い時期1~3月は海外で過ごす。」

何となく真っ当なサラリーマンや家族持ち世帯や同世代の人が出来ないこれらの事をやっている自分がすごいように思っていた気がする。

実際はこんな事は馬鹿で時間があり、結婚もせず、子供も居なく、将来の安定を諦めいる人間だけいるダメ人間だから出来る事なのだけど。

なんとなく人と外れた道を歩いている自分を、なんだかんだ理由をつけて正当化していたように思える。

 

今でも寒い時期には日本を離れたいって考えを持っているけど、今年はちょっと何か違う……気がする。

そこまで出国しようとは思わない。

 

大きな理由は実家周辺の環境。

人の往来が少なくなってきている…から快適になりつつある。

これってすごく大事。

元々単なる住宅街で店もなかったので、平日も休日も特に日中は人は歩いていなかったが、いつからか人の往来が多くなってきた。

子供の頃は近くに団地があって子供とか買い物のおばさんとかが多かったけど、今はほとんどいない。

家族や子供連れならいいけど、自分の好きじゃない人種=着飾ったいい大人が昼も夜も歩いている。

人の生活圏を破壊するなよ、って思う。

「ここは住宅街です。夜は静かにしましょう。」みたいな看板が結構ある。

やっぱり住民は皆うっとおしいと思っているのだろう。

 

長い夏と断片的な秋が終わって、人の出歩きが減ってきた。

メンタル的に楽になりつつある。

冬に実家生活するのは年間で一番メンタル的に楽なような感じがする。

 

これからはプチ介護でずっと海外に居るわけにはいかず、日本に居る期間も作らなければならない。

仮に昔なら、この期間が夏で問題なかったが、今は日本の夏に日本に滞在する事は嫌だ。

今年も去年も8月の日本滞在を避けた。

jack-k.hatenablog.jp

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春秋は人が歩きだして本当にうっとおしい。すごく不快。

家の前の人の往来がなければ、今でも一番この時期が好きな筈だけど、人が増えて嫌いな季節になってしまった。

そうすると一番嫌だった冬が、序列の一番上…というか一番マシな日本滞在の季節になってしまった。

今のところは「労働」「日本滞在」「冬」の相性はすごく良くて、このままでいいと思っている。

 

ただ先日中山美穂さんが亡くなって改めて考えた。

中山さんは54歳。同じ50代。

考えてみると自分ももういつ死んでもおかしくない年齢。

そう考えると、お金や両親の介護を考える前に、自分の自由の事を考えないと後悔するかもしれない。

 

すごく行きたいという訳でもなく、そこまで楽しめる訳ではないけど、今行っておかないと後悔するのかなあ。

それに寒くなってから、頭に東南アジアの旅の一場面を思い出しながら、「あの場所に戻りたいなあ。」って考える事も多くなってきている。

問題は派遣。

又、今の派遣を辞めてしまって海外へ行くと、帰ってきた時にまた苦労する。

あの毎日暇つぶしの日々には戻りたくないから、派遣の契約を満了させて海外へ行くのも躊躇する。

派遣辞めないと海外には行けないけど、とはいえ海外にそこまで行きたい訳ではないし決断が難しい。

 

今期の冬は「日本滞在」+「労働」で頑張ってみようかな。