48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【2023南インド編】風邪が治らないので、インドの市立病院に行ってきた

なんとかコーチンのエルナクラムという町の中心部までたどり着けたが、もうダウン寸前。

歩けないくらい酷い体調で、倒れる寸前にホテルにチェックインできた。

直ぐにベッドで横になると、そのまま寝入ってしまった。

体調悪い上、慣れない長時間の移動と寒さで、更に体調が悪化した模様。

数日休んでも、良くならず

数日休むも、喉まで腫れてきた。

症状は悪化してる感じ。ただそこまでだるさはなく、食事の為の外出は問題なかった。

薬局へ薬を買いに行こうと思ったが、時間もあることだし、病院へ行く事にした。

 

治療費の支払い選択肢は3つ

1. クレカ付帯の海外保険を使う

2. 国民健康保険

3. ポケットマネーで支払いを済ませる。

 

まず1。

楽天カードはもう海外パッケージツアーの費用の支払いをカードで済ませた時のみにしか使えないという事だった。

もう個人旅行者にとったら、必要のないカードに成り下がった。

エポスカードは30万円以内であれば、領収書だけでOKとの事だった。

2.は、診断書など必要なので今回は却下。手間がかかりすぎる。

 

近くのCity Hospitalへ検診に行く

エルナクラムのM.G.Roadの宿から歩いて5分ほどの所に1つ病院があった。

カード会社に紹介してもらったのも、ここ。宿から1番近いところと言ったので当然だけど。

CIty Hospitalという、市立の病院らしい。

入ってすぐにレセプションがあり、受け付けをした。

色々申請書を書き、パスポートも提示。

あまりに待ち時間が長かったら嫌だと思い待ち時間を確認。

30分くらいだという事で受けることに。

費用は350+20ルピー(薬代別)という事だった。

しかし支払いの時に500ルピーと言われ、領収書も500ルピーだった。

保証金みたいな感じで多めに払い、最後の精算時に戻ってくると思ってたのだが、最終的にはそれもなかった。

 

外国人特権で待ち時間はなし

内科に案内され、ベンチに座って1分ほどで診察に案内された。

数人待っていたが、優先された感じだった。

ドクターは何も話す様子がないので、とりあえず、状況と症状を一気にまくし立てた。

ようやく一言「その症状はいつからでたの?」

…その瞬間「一番最初の言ったのに。全然わかってなかったんだな。これはだめだ。」と思った。

聴診器であちこちの音を確認し、ペンライトで喉の状況を確認してた。

そしてその場で何か書いて渡された。処方箋だった。

病院内に薬局がありそこに持っていって処方された。

かかった費用は825ルピー(1378円)

内訳は500ルピー(初診料、登録料)と325ルピー[薬代)

これなら質と値段を考えると日本の方が断然良い。やはり国民健康保険はすばらしいシステムだ。

健康保険がないことを考えると、825ルピーが病院の売上、粗利。ドクターの取り分は僅か数百円なのだろうか?これでは質のいいドクターはいないよなあ。

出来れば飲みたくないと思わせる見た目。

これなら近くのドラッグストアで買ったほうが良かったかな。
海外保険使うなら、通訳付きで大きな私立病院に行った方が間違えなくいい。

今回は安かったので、海外保険は使わない。

今日でインドに入国して丁度1週間経った。

まだ若干咳が出たりして、まだ体調は回復してない。