これからどう生きていくか
今年5月に無職になって半年経つ。
この先、アパート暮らしを継続するか、実家に戻るか。
正社員の仕事をするか、派遣で短・中期で働くか、それともずっと無職を続けるのか。
近い将来には両親の介護問題も待ってるので、とりあえず今のうちに海外ふらつく方が良いのか。
若い頃は何も考えてなかったが、50歳近くになると色々考えるようになり、一歩を踏み出せない。
生活費から考えてみる
現在の日本のアパートでの生活費は月10万円ほど。3カ月で30万円。
旅に出ると1カ月約8万円で24万円+航空券代=約30万円で、日本滞在と変わらないかなと思う。
昔であれば、出費額が変わらないのであれば、絶対海外に行ってただろうけど、今はそこまで行きたいとは思わない。
円安、コロナなど周囲の環境の影響もある、と思う。海外への新鮮味がなくなったからかもしれない。
日本に居ても、海外に旅に出ても、同じ30万円の出費なら、動く必要のない日本のが楽だな、と思えてしまう。それがちょっと寂しい。
旅が楽しいと思えなかったら、この先何も楽しみがなくなってしまう。それが怖い。
今の状況、心境であれば、とりあえず日本で働いて1円でも多く稼いでおくのが良いと思う。
ただ日本での直近8年間の生活のように、又、働きだすと、スキルも身につかない単純労働に従事し、惰性でずっと働いて、定年前に両親の介護になり、海外に飛び出さなかった事を後悔する結果になる気がする。
やはり海外行くなら、今行くべきなのか
丁度30年前の今頃、大学1年生だった。
翌年から休学してワーホリでオーストラリアへ行くという事で、その日がくるのを楽しみにしてた。
初めての海外一人旅。バンコクINでマレー半島を縦断して、ジャワ島を横断してからオーストラリアに向かう計画をワクワクしながら立てていた頃だと思う。
1年間学校もいかず、仕事もしないという意味で自由なのは今も同じ。同じ旅をしようと思えばできる。でもワクワクする気持ちにも、楽しい気持ちにもなれないのは何故だろう。
旅に慣れてしまったからなのか、年齢なのか、仕事と収入に対する不安感なのか。
楽しめたのは、1年という期間限定だったからか、帰る場所(復学)があるという安心感があったからなのか。
今は1年という期間限定がない分、ある意味30年前よりも自由度は高いし、当たり前だがその時より貯金もある分、学生時代よりかは余裕もある。
同じ状況でも年齢が違うと、ここまで気持ち面が違ってしまうものなのか…。
あの頃と同じような気持ちを取り戻したいが、出来るだろうか。
来年の春、どういう決断をするのだろうか。