48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【48歳無職】無職生活4カ月目。今後の人生の予定

 4月末に会社都合退職(解雇)して、3ヵ月半ほど経過した。会社には3月から行ってないので、会社に行かなくなり半年経つ。 もう半年経ったかと言う感じだ。

退職のタイミングはどうだったか

 今の所は、ベストのタイミングだったと言える。

 金銭的には、もう少し長くいた方が良かった感もあるが、そのロスは「解決金」でカバーできた。仮に弁護士経由で会社と示談交渉しなく、解決金がなかった場合、あと2年程仕事をしてトントン位かな…。(※解決金が年収の2年分に相当する、という訳ではない。)

メンタル面を考えると…

 働く意欲はなく、また今年の年始時点で「あと1年又は数年仕事をする。」と考えただけでやりきれなくなる程辛かった。精神的には限界に近かったのかもしれない。

 何か特定の事が辛かったという訳ではない。毎年、何も疑問を持たずお金の為に仕事をしてきたのだが、去年あたりから、急に1度の人生このままでいいのかと思うようになった。

2年程前までの今後の人生の予定は…

 疑問を持たなければ、あと10年ちょっと、定年まで働くことは特に難しい事はなかった。それまで夏冬期休暇を利用して各10日程海外に旅に出ながら、貯金をしていく。定年時には退職金が4-500万円支給される。

 定年後には物価の安いアジアでしばらくのんびり、又は予算内である限り、ずっとふらふらすれば良いのでは、とも考えていた。そうすれば贅沢せず、単に「生きていく。」だけであれば、なんとかなると思った。

 退職金で65歳まで5年間暮らして、その後は年金をもらいながら、不足分は60歳まで10年で貯めた1千万で補いながら+警備員のバイトでもしながら、生き抜けるかなあ、と想像していた。

ある時、ふと思った

「そんな人生面白いのだろうか?」と。

そもそもまず60歳まで生きれるとは限らない。そして60歳になった時健康であるとも限らない。ここ数年の状況考えると、健康である確率の方が低いのでは思った。

 そうなると定年後海外移住を目標にやってきたが、定年になったはいいが、健康に問題が出て、海外にも行けない状況になってしまったら、やりきれない。

 そうであれば60歳になってやろうと思ってた事を先にやった方が後悔がないのでは?

 ただ金銭的には苦しくなる事は目に見えてる。60歳になった時の「退職金」はあきらめなければならない。又、今後の転職ほぼ不可能という現実を受け入れ+月収はせいぜい10-15万程度になる事を考慮に入れて計算しなければならない。

失敗は出来ない

20代、30代であればやり直しはきく。実際自分の人生がそうだった。仕事を数年しては海外行き、また戻ってくるの繰り返し。時には海外でも就職しながら、生きてこれた。それは日本なり海外なりで仕事ができたから。

 何故仕事ができたかというと、単に年齢。無能がアラフィフになっては、就職は無理。そこは諦めてるし、当然計算には入れてない。

 バイトで年60-100万円程稼げれば、とは思ってるがこれは未知数。この考えすら甘いのか、実際にやってみないと分からない。50代になってから、派遣やバイトの仕事があるのか。これが全く出来ないとなると、全ての計画が狂う。

 ただ今年2,3月に派遣バイトをやっているので、今の年齢でも一部の派遣の仕事はまだ出来ている。

 退職してしまった以上、もう後戻りは出来ない。50代に突入して「バイトすらない。」となった時どうなるのだろう…。しかしあれこれ考えてると、何も行動出来なくなる。

 厚生労働省やハロワでは「氷河期世代」支援みたいのを行っており、なんとかなる気もする。

 自分自身が人生どん底に落ちる可能性があるのに、この先どうなっていくのか楽しみである。