窓がなく、狭く、カビ臭い部屋。
こんなんじゃHOTELこもり生活なんて出来ない。
しょうがないから外出することに。
しかし強制外出が幸運をもたらしてくれた。
朝起きて、すぐに外出。
朝起きて外出〜自転車に乗るのは気分が良い。
ローカル街をのんびり眺めながら、ゆっくり自転車で走る。
なんでもない田舎の町の生活風景。
下校途中の子供達、自転車に乗って遊ぶ子どもたち、買い物してるオバちゃんが居たり、のダナンの日常生活風景。
この周辺は、本当に単なる地方の田舎町の雰囲気。
そんな中を自転車で走ってただけだったのだが、突然「懐かし」く、そして「心地よい」感じに包まれた。
「あ、何かこの感じ。はるか昔に感じた事のある、あの楽しい感じだ…。」
何だっけ?
これって「旅の心地よさ。」「楽しさ」じゃない?
長らくこの感じは経験していなかった。
今思うと、前回ビザ更新でラオバオに行った時に感じた心地よさ。
あれも旅の心地よさだったのかもしれない。
夕方、HOTELに戻り、海を眺める。
哀愁漂うHOTELと町、海岸線。
そして海からのそよ風。
何かすごい気持ち良かった。
「旅が楽しい」という感覚が戻れば、この先の人生、それなりに楽しんで過ごせると思う。
旅が趣味に戻れば、「無職」「海外旅行」「自由な人生」を堪能しながら生きていけるかもしれない。
やっぱりこれからはもっと外へ出ないといけないかな…。
外へ出れば何かが起こり、何かのヒントが見つかるかもしれない。
今回は単なる「滞在」で「旅」ではないのだけれど、今度の2月は久々に「旅を楽しもう」と決めて「旅」に出てみようかな。
そして旅を楽しめる材料を探しながら、旅をしていこうと思う。
少し希望が見えたかも…。