日本帰国後、久々に実家暮らし。
ここ10年位は休みの時に数日実家に戻る程度で、1週間以上は居たことがないと思う。
実家暮らしが1カ月経過して、少し辛くなってきた。
やっぱ人と生活するのは、自分のペースが乱されるので嫌だ。
HOTEL生活も実家生活も落ち着かない
部屋でゆっくりした時間を過ごしたいと思ってるが、出来ない。
これはダナンHOTEL生活でも同じだった。
朝起きてから、部屋にいると落ち着かない。外出したい訳でもないのに、外出しないと落ち着かない。結局その理由が良く分からなかった。
一方、日本でのアパート生活やペナンでの生活では、部屋に籠る生活が出来ていた。
ペナン時代のコンドミニアムからの景色。右に見える橋を渡るとバタワース。左奥がジョージタウンとコムタ。
毎度のことながら、あの時も「会社をクビ」後のコンド生活。今思うと楽しかった。
丁度20年前の今頃かな。もうそんな経つのか。
あの時は、「自分の将来や仕事」「両親の介護」なんて全く考えてなく気楽だった。
快適に籠れるかどうかは、もしかしたら家で自炊できるか否かの問題なのかもしれない。
食材を冷蔵庫に保存しておけば、数日間は外出する必要はなくなるし、結果気が楽になる。
そうすると日本にしろ海外にしろ、アパート+自炊が自分に合っているのかもしれない。
でもシラチャ生活の時は、冷蔵庫なく、食事の為に毎日外出は必要だったが、気楽だった。
ホテルは掃除が入るから快適ではないのかな。
やっぱ一人暮らしの方が楽
近年、実家暮らしの一定年齢を超えてる男女を「こどおじ」「こどおば」と見下すような風潮がある。
食事も用意してくれ、洗濯もしてくれるから楽で親に甘えてる、と思われるそうだ。
自分はそれが楽だとは決して思わないし、むしろそのような人を尊敬する。
自分は一人暮らしのが楽だし、一人暮らしの方が甘えた生活、だと思う。
一日中何をしていようが、誰も口出ししないし、全て自分次第だし気楽すぎる。
社会人になって実家を出て一人暮らしを始めると、「ようやく子供が巣立ってくれ、一人前になった。」と考える親が多い気がする。
一人暮らしを=自立、成長した証、みたいな風潮。あれは何なのだろう。
自炊は大変なのだろうか?
「自炊」をしていると言うと、高確率で「すごいね。」と言われる。
自炊というのはそんな面倒なことなのだろうか?
自分の場合は弁当買いに外出する方が面倒。
初めて一人暮らしのような生活をしたのは、19歳の時。
オーストラリア・ワーホリ時代。
ユースホステル泊まりなので、厳密に言うと一人暮らしではないが、初めて自炊、洗濯をして生活した。
あの時は毎日鍋でコメを炊いていた。キャンプ生活でもあるまいし、今考えると、効率悪すぎる。
しかしそれしか選択肢がなく、これがワーホリ旅行者のスタンダードだった。
洗濯はもちろん手洗い。これは旅の間はずっとそう。
アパートなどの一人暮らしになると、炊飯器もあるし、洗濯機もある。
旅(自炊が必要な)に比べて、文明の利器が家にある一人暮らしは、全然手間にはならないし、楽。
実家にいるのが辛い
当初の予定では、近いうちに県営アパートみたな安い所に借りる事も考えていた。
春、秋各2~3カ月程日本で労働して、他は海外。日本に居るときは週末たまに実家に戻るみたいな生活。
しかしこの1カ月で、それはもう叶いそうもないと悟った。
両親の健康状態を考えると、日本に居るときは実家に居るべきだと思う。
色々しゃべったり、変化を与えないと、ボケてしまう。
今度一人暮らしをする時は、文字通り一人になった時なのかもしれない。
10年後だろうか、15年後になるのだろうか…。