48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【50代無職】ダミー出勤1週間。暇つぶしという名の試練

今週月曜日から、再び無職になった。

覚悟はしていたが、想像以上に「暇をつぶす」という行為が辛い。

今回は今までの暇つぶしとは違って朝から夕方までの暇つぶし。

今までの生活パターンは崩したくないので、両親にはまだ言わず、朝は労働時と同じ時間に起きて、弁当を作り、午前8時には家を出る。

そして夕方6時に帰宅する。

 

初日、いつもの通勤路をバイクで走り、いつもの駐輪場に停めた。
当然、そこに行く必要なんてないのだけれど、なんとなくそうしたい気分だった。

「今日から仕事しなくていいんだ」といった解放感も、高揚感も、まるでなかった。

そして 去年に座ったあのベンチへ。

あれから9カ月経ったのかぁ。

あの時も暑かったし 今日も暑かった。

暑さが1周して戻ってきて、また状況も含めてあの時に戻った。

あの時は無職から有職に変わる希望を持った段階。

今は有職から無職になった。自分の意志とは言え。

あれから9カ月。

ぐるりと回って、9カ月前の自分に戻った気がする。

その間に何かを得たかと聞かれれば、答えは「何も得てない。成長もしてない」。
特別楽しかった記憶も、胸に残るような出来事も、正直ない。

ただ、生きていただけ。

でもこれが自分なんだな、って思う。

 

この海岸線は人が居なくて快適。

都心部とは思えない開放感がある。

人口密度ゼロ地帯。最高。

そして、いつもの会社までの道をたどった。

毎朝通っていた道。
その途中に、いつも「綺麗だな」と感じていた花がある。

正直、花に興味があるわけじゃない。名前も知らないし、これまで特別に心を動かされたこともなかった。

でも、この花だけは違った。
ここまで感銘を受けたのは、たぶん初めてだ。

淡い色合いに、ツートンカラーの絶妙なコントラスト。
理由はうまく説明できないけれど、ただ「あ、この花すごく好き。」と思った。

通勤時には、ただ通り過ぎてチラ見してた。
でも今日は時間がある。ふと足を止めて、Googleレンズで調べてみた。

花の名前は「ガクアジサイ」。

こうして花に癒されるなんて、自分も年をとったのだろうか。

でも悪い事ではない。

 

2日目以降はだいたい以下の組み合わせで暇つぶししてやり過ごした

・海辺の公園を散歩

・図書館で読書

・スポーツジムとミストサウナ

・ショッピングセンターをぶらぶら

 

どこも週末に比べると当然ながら人が少ないので快適。

これが平日休みというか無職の最大メリット。

 

今月いっぱいは労働時間パターンで過ごそうと思ったけど、ちょっと無理そう。

家を出て10時間も外で過ごすのは厳しい。

 

そういえば、昔テレビで見たことがある。

会社をクビになったサラリーマンが、奥さんにそれを言えずに、毎日定時に家を出て、公園などで時間をつぶし、夕方になると何事もなかったかのように帰宅する――そんな話だった。

きっと彼は、数週間、あるいは数カ月もの間、そうやって過ごしていたのだろう。
そう考えると、本当にとんでもなく大変なことをしていたんだなあ、と思う。

 

結論として思うのは…やっぱり、仕事をして時間を潰すのが、一番楽だという事。

今後の人生を考えると、「労働」という時間つぶしがないまま生きていくのは、趣味のない今の状況だと想像以上にしんどい。

もし正社員の道がまだ完全に閉ざされていないのなら、実家から通える仕事を見つけて働くのが、生活面でも精神面でも一番良さそうな気がする。

まあ動き出すのは秋か来年の春くらいの話だろう。

とりあえずは、海外逃亡まであと2週間ちょっと。
それまでどう“暇つぶし”していくか…