48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【2023ベトナム縦断編】ダナン〜ラオバオ〈ラオスVisaラン〉①ラオス国境泊

ベトナム 30日 滞在期間が終わるので、ベトナムを出ることに。

朝早い 出発なので、バスターミナル近くの宿を取ることにした。

ドラゴン橋から16番で6 Kで行ける。

朝Grabで移動するよりも いろんな余裕が出てくる。

結局、パスタ 近くのホテルには3泊した。

何もないが、ローカル食堂が多く、観光地 に滞在するより心地よかった。

ダナンからラオバオ行きのバス

06:30、07:30、09:30発200k≒1200円

午後は別の会社運行で14:30頃発があると思う。

両方とも スリーパー。

バスターミナルの窓口で聞いたが混んでないという事で、チケット買うのは当日でいいかなと思った。

これが失敗だった

出発当日

6時過ぎにバスターミナルに行った。

案内されたのは バスの一番後ろの上。

5人並びの一番最悪なシート。

とはいえスリーパー、窓側だったので、そこまで辛くはなかった。

バス降車から国境

ラオバオまでちょうど6時間。

バスが止まるとすぐにバイタクが寄ってくる。

国境まで10k。値切ってしまったが、言い値の20kで良かった。

距離的には10kで良いかもしれないが、これしか稼ぐ手段がないドライバーの事を思うと可哀想な事をした。

後日、この町でドライバーを観察してて、そう思った。

ベトナム国境~ラオス国境

ここでベトナム出国スタンプを押してもらう。

仏頂面で「50,000VND」と言われ、一瞬本当に必要なのかと思ったが、払わなかった。

そこから 5分か10分くらい歩いてラオス 側の建物に。

国境向かって左側の建物内にアライバルカードがあり、記入して右側の掘っ立て小屋でラオス側の入国審査。

前にいた ベトナム人の人が自分のパスポートに20,000キップを挟んでおり、これが必要だとよ、教えてくれた。

これは現地人だけが必要な慣例化された賄賂だと思ったので、払わなかった。 要求もされなかった。

そして、ラオス入国。

その後どうするか

3つの選択肢を考えていた。

1.そのまま ベトナムに戻る

2.ラオス側に泊まる

3.サワンナケートへ抜ける

正直どれも嫌だ。

 

とりあえず国境から町まで歩く

1キロ位、15分程度で着いた。

20年前にも同じ道を歩き、町に泊まった筈。

その光景は何となく覚えてるのだが、今回の町と情景が重ならない。

記憶にあるのは、この辺なのかな。記憶と全然違うけど。

国境宿が安ければ一泊してもいいかな、と思った。

状況次第ではバスでサワンナケートへ抜ける事も。

Google Mapに載っている「Loungaloun Guest House」は〈10万Kip≒743円〉だったので泊まることに。

今はしょうがなく嫌々この宿に泊まるが、BP旅時代であれば十分すぎる良い宿。

ホットシャワー、WiFi、バスタオル、シャンプーもついている。

国境という価格競争がない場所で、ボッタくることなく 安い金額で宿を提供してくれているだけで感謝。

とはいえ 久々に部屋にいることが嫌な場所であった。

陰湿で、蒸し暑い。インドではそれが普通だったか。

ベトナム側で既にそうだったが、国境の寂れた、埃っぽく、価格競争のなさそうなやる気のない商店、食堂を見て、さっさとダナンに帰りたかった。

そしてラオス側に入ってますますその思いは強くなった。

ラオスキップへの両替

両替屋とかはその辺にいるし、商店でも両替してくれるが、信用出来ないのでパス。

Google mapには載ってないが、町には 銀行とATM が2つ程ある。

ATM では2箇所とも クレジットカードでお金がおろせなかった。

それなので銀行の窓口へ。

〈1B=574kip〉とレート良さそうなのでタイ・バーツを両替しようと思ったが、財布に入ってなかった。

結局〈250,000VND→208,000kip〉に両替した。※10,000kip≒74.28円

多分レートは悪くない。手数料もないので少額でも安心。

国境の町での夕暮れをみて懐かしい感覚が…

何もない町だが、夕日を見て旅をしてる心地よさを感じた。

そういえば 旅ってこんな感じだったよな って、旅の楽しさを思い出した気がした。

こんな感覚長らくなかった気がする。それこそ20年ぶり位の久々の感覚。

やっぱ不便だけど、安い、貧乏旅行が好きなのだろうか。

また旅をしてもいいのかな、っと思った。

…が、それでは今のこの移動や、この5ヶ月は旅とは言えず何なのだろうか。

自分の無意識の中では、今のこれは、やっぱり「旅ではない。」という認識なのだろうな。