ベトナム 30日 滞在期間が終わるので、ベトナムを出ることに。
朝早い 出発なので、バスターミナル近くの宿を取ることにした。
ドラゴン橋から16番で6 Kで行ける。
朝Grabで移動するよりも いろんな余裕が出てくる。
結局、パスタ 近くのホテルには3泊した。
何もないが、ローカル食堂が多く、観光地 に滞在するより心地よかった。
ダナンからラオバオ行きのバス
06:30、07:30、09:30発200k≒1200円
午後は別の会社運行で14:30頃発があると思う。
両方とも スリーパー。
バスターミナルの窓口で聞いたが混んでないという事で、チケット買うのは当日でいいかなと思った。
これが失敗だった
出発当日
6時過ぎにバスターミナルに行った。
案内されたのは バスの一番後ろの上。
5人並びの一番最悪なシート。
とはいえスリーパー、窓側だったので、そこまで辛くはなかった。
バス降車から国境
ラオバオまでちょうど6時間。
バスが止まるとすぐにバイタクが寄ってくる。
国境まで10k。値切ってしまったが、言い値の20kで良かった。
距離的には10kで良いかもしれないが、これしか稼ぐ手段がないドライバーの事を思うと可哀想な事をした。
後日、この町でドライバーを観察してて、そう思った。
ここでベトナム出国スタンプを押してもらう。
仏頂面で「50,000VND」と言われ、一瞬本当に必要なのかと思ったが、払わなかった。
そこから 5分か10分くらい歩いてラオス 側の建物に。
国境向かって左側の建物内にアライバルカードがあり、記入して右側の掘っ立て小屋でラオス側の入国審査。
前にいた ベトナム人の人が自分のパスポートに20,000キップを挟んでおり、これが必要だとよ、教えてくれた。
これは現地人だけが必要な慣例化された賄賂だと思ったので、払わなかった。 要求もされなかった。
そして、ラオス入国。
その後どうするか
3つの選択肢を考えていた。
1.そのまま ベトナムに戻る
2.ラオス側に泊まる
3.サワンナケートへ抜ける
正直どれも嫌だ。
とりあえず国境から町まで歩く
1キロ位、15分程度で着いた。
20年前にも同じ道を歩き、町に泊まった筈。
その光景は何となく覚えてるのだが、今回の町と情景が重ならない。
記憶にあるのは、この辺なのかな。記憶と全然違うけど。
国境宿が安ければ一泊してもいいかな、と思った。
状況次第ではバスでサワンナケートへ抜ける事も。
Google Mapに載っている「Loungaloun Guest House」は〈10万Kip≒743円〉だったので泊まることに。
今はしょうがなく嫌々この宿に泊まるが、BP旅時代であれば十分すぎる良い宿。
ホットシャワー、WiFi、バスタオル、シャンプーもついている。
国境という価格競争がない場所で、ボッタくることなく 安い金額で宿を提供してくれているだけで感謝。
とはいえ 久々に部屋にいることが嫌な場所であった。
陰湿で、蒸し暑い。インドではそれが普通だったか。
ベトナム側で既にそうだったが、国境の寂れた、埃っぽく、価格競争のなさそうなやる気のない商店、食堂を見て、さっさとダナンに帰りたかった。
そしてラオス側に入ってますますその思いは強くなった。
ラオスキップへの両替
両替屋とかはその辺にいるし、商店でも両替してくれるが、信用出来ないのでパス。
Google mapには載ってないが、町には 銀行とATM が2つ程ある。
ATM では2箇所とも クレジットカードでお金がおろせなかった。
それなので銀行の窓口へ。
〈1B=574kip〉とレート良さそうなのでタイ・バーツを両替しようと思ったが、財布に入ってなかった。
結局〈250,000VND→208,000kip〉に両替した。※10,000kip≒74.28円
多分レートは悪くない。手数料もないので少額でも安心。
国境の町での夕暮れをみて懐かしい感覚が…
何もない町だが、夕日を見て旅をしてる心地よさを感じた。
そういえば 旅ってこんな感じだったよな って、旅の楽しさを思い出した気がした。
こんな感覚長らくなかった気がする。それこそ20年ぶり位の久々の感覚。
やっぱ不便だけど、安い、貧乏旅行が好きなのだろうか。
また旅をしてもいいのかな、っと思った。
…が、それでは今のこの移動や、この5ヶ月は旅とは言えず何なのだろうか。
自分の無意識の中では、今のこれは、やっぱり「旅ではない。」という認識なのだろうな。