早いものでマラッカに来て1週間以上経つ。8泊目。
1日で速攻出ようと思ってたが、次の滞在地が見つからずいつの間にか8日目に突入。
ようやく旅生活にも慣れてきた。労働者時代は、長くても10日の休みだったので、もう帰宅の路についてる。
旅の準備ができる前に帰国。それじゃあ苦痛のはずだ。
日本にいたときは、外出は3日に1回程度だったが、今は1日3回は外出しなければならない。精神的に嫌だけど、日本にいる時ほど嫌ではない。
やっぱ日本と他のアジアでは、気持ちの楽さが違う。
精神的に参ってる人が、治療でタイを旅してるという話を下川祐治さんの本で読んだ事がある。
タイに来ると気持ちが凄く楽になるそうだ。
その気持ちがよく分かる。
自分も海外に来ているのは似たような理由だ。
Vintage Innに滞在中
2階がレセプションで、3階に泊まってる。
共用トイレバスだが、人と会わなく滞在できるのが気楽でいい。
慣れてくると、そこそこ心地よく住めるようになってきた。
2日前から独房から抜けダブルの部屋に住んでる。(1278円)
机もあり独房より全然快適なので、次の計画が決まるまで、ゆっくりここで考えたい。
次の安宿(ホテル)を探す日々
次の宿が決まらないと動けない。予算RM40(1200円)でシングルだとマレーシア内だと皆無と言っても過言でない。
後は観光税RM10が別にかかる。マラッカの地元宿に聞いたところ徴収しない(知らない?)みたいな所もある。
そういう所を探して長期泊まるのもいいが、そこまでしてマレーシアにいる必要はないかと思う。
ただ、今の宿も含め、多くの宿は旅行者から徴収して、ポケットマネーにしてるっぽいけど。
近隣で予算内で済みそうなのは、やはりインドネシア。それとタイ。
1B=4円でも、マレーシアよりコスパは良さそうだ。
とりあえずKL泊まるのは嫌なので、マラッカからKLIA(空港)へ直接バスで行き、飛行機でどこかへ飛ぼうとは考えてる。
3食の食堂探しの日々と強制散歩
正直、毎日の食堂探しが苦痛。食堂が妙に少なく、閉まってる事も多い。
開いてる食堂が少なく、あっても何処も混んでる。
8日目にして、ようやくレギュラーと補欠が固定できてきた。
こういう地元食堂は何故かだいたい2時半に閉まるので、毎日夕食探しに苦労してる。
1つお気に入りの雲呑面屋があるが、開店は19時。遅すぎるだろ。
毎日、夕食にありつけるまで苦労するが、結果的にはいい運動になっている。
毎日、約10㎞、食探しに歩いてる。
中華系チャーハンを食べたいと思って、ずっと探してたが全然見つからなかった。
何故、中華系のホーカーズにも無いんだろうか。一番の基本食だと思うんだけど。
今日、8日目にしてようやく見つかって、食べることが出来た。
観光客になるのも楽しい
マラッカは世界遺産の町で観光客が多い。見た感じ95%が国内の観光客。
家族連れも多く、皆楽しそうで、そこに紛れて観光するのも気持ちがいい。
また名物スイーツも食べてみた。
Jonker88というチェンドルの有名店らしい。
普段はかなり人が並んでる。チェンドルだけ食べたい人は、多分そこに並ばず、奥の部屋にズカズカ入っていき、かき氷機があるところでチェンドルを注文すれば良い。
これが「Baba Chendol」RM7=210円。
かき氷に黒糖みたいのがかかってる。底の緑色の物体はゼリー的なもの。
まあ美味しいが、他と比べておいしいかは分からない。
RM7払って食べる価値があるかは微妙。
でも名物の物を試して、心の満足度が高いことに気付いた。
旅の楽しさってこういう事だったような気もする。
旅に出て11日目にして、ようやく僅かだが楽しさを感じれるようになった。