48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【下労働】下労働の限界

帰国して10日程経過。

実家帰還後、直ぐに派遣労働する事ができて、いろんな面でよかった。

だらだら過ごす事なくすぐ労働。金銭も得れる。暇つぶし方法を考える必要がない。

 

ただ色んな面で限界を感じてきた。

当たり前の事だが、派遣先の大手配送会社では旅行前とほぼ同じ人が働いている。

ふと、この旅に行ってた1カ月もこの人らはこの単純作業をずっと続けてたのか?と思った。

仕事している事は当たり前なんだけど。

一体何を考えて毎日この仕事をしているのだろう?

このスーパー単純肉体労働を2年、3年と続ける事を考えると気持ち悪くならないのだろうか?

派遣先のドライバーもそう。

毎日荷物を2tトラックに詰め込み、それを配送。

明日も、明後日も。来月も来年も。

そんな繰り返しの下らない労働に人生のかなりの時間を割いて生きてる意味って何なのか?

そしてその労働を続けた結果、5年後、10年後何を得れるのだろう。

何も考えないから、働き続けられるのだろうか。

 

これは馬鹿にしている訳ではない。

何よりもお金を得る事っていうのは重要。

どんな仕事であれ、続ける事が大切。

そしてほとんどの仕事は基本単純労働だと思う。

どんな仕事であれ継続している人は、自分よりも数段偉い。

しかし何をモチベーションに生きているのか。

そこが理解できない。

 

今週は週4日労働する事を思い出し、あと3日この単純労働するかと考えたら精神的に辛くなった。

冷静に考えると、別に無理に労働する必要はなかった。

無職+外での時間つぶしが厳しいから、時間つぶしの為に派遣労働をしようと思っただけだったか。

そして精神的に負担がならない仕事ならやってもいいかな、という条件もつけていたような。

それなので今後は精神的負担がない程度にシフトに入るようにすればいいのか。

 

しかし50代になってもこんな頭も使わず、何の能力も必要とせず、誰でもできる単なる肉体労働をしている人間って本当に憐れ。

しかしこれは全て自分の責任であるし、こうなってる事に後悔はしていない。

というか必然だと思っている。

まあとりあえず、今後もこんな仕事をだらだらやっても仕方ない。

週2回までなら、スポーツジム代わりとしては悪くないので、この仕事は保険として残しつつ、暇つぶし兼お金を得る手段としてもう少しまともな労働をしたい、とは思っている。

次は正社員で入社してもいいかと思ってる。

考えてみると別に1カ月、2カ月で辞めても構わないわけだし。

 

といっても、50歳すぎて、無能の人間で受け入れてくれる会社はないだろうなあ。

とりあえずタイに行って、旅の後半1カ月はホテルのエアコンルームでゆっくり就職活動でもしようと思っている。