今日はちょっと外れ10km程先にあるショッピングセンターへ行くので、ソンテウが走ってそうな場所まで町散歩。
この街は至る所にこういう遺跡が残っている。

多くの建造物は傾いていて、木の棒で補強されているけど、その内崩落すると思う
ローカル市場を抜けていく。

どの地域の市場も基本見た目も売ってるものも一緒。
こういう市場の店員として生まれていたら辛かっただろうな、などと考えてしまう。
普通の旅行者はこんな事考えないよなあ。
毎日暑い中、毎日同じものを売って、毎日基本いつ来るか分からない客を待って、売れても利益はたかが知れている。
それを何年、十数年、何十年続ける。想像するだけで辛い。
こんな事を考えて、辛い気持ちになってしまうのは、何か思考がおかしくなっているからだろうか。
実際は周りに仲間もいるしで、毎日楽しく話しながら、そして助け合いながら生きていて、収入は少ないかもしれないけど幸せなのかもしれないけど。
今日は映画を見る。
別に 映画が好きなわけでもないし見たいわけでもない。
映画館で映画を見たのはいつ以来だろう。
日本では大学時代以来いってない気もするし、タイでも同じく大学時代以来いってないかもしれない。
映画を観ようと思ったのは、何か気持ちの変化を期待して。
そして予定をたてて、その予定を実行する事で満足感みたいのも得れるかなと。
「映画って楽しい」「これからもたまに映画を観よう」って気持ちになれたらいい。
そうなれば今後の人生において少し楽しくなる素材が増える事になる。
1時間ほど前に券売機でチケットを購入。100B≒460円
曜日によって値段は違い、多分週末200B、平日150Bとか120B位。
本日鑑賞する映画は「鬼滅の刃 無限城」

チケットは窓口ではなく、タッチスクリーンで購入。
席を確認できるのが素晴らしい。
5人既に券を購入していて、席が近くにならないように購入。
なるべく人を避けたい自分からするとこのシステムはすごい助かる。
記載されている時間の10分前に行ってみるが誰もいない。

5分前位に行っても誰もいなかった。本当にここでいいのか不安になる。
エアコンは効いていて涼しいが、人の気配もせず異様な雰囲気。
数分前にようやく二人登場。
基本的に同じ列にならないように、配慮して席をとった。
人に目の前を通ったり、通られたりするのは誰しも嫌だろうから。
今回は僅か6人の予定だったのでどう考えてもそれはないと思っていた。
絶対に人が来ないと考え、足を組んでスマホを見ていると、人の気配が。
気づくと人が通ろうとしていた。
「えー、この人数、超ガラガラの状況でそうなる?」ってかなり驚いた。
この人数で同じ段の席をとるなよ。
買う時にその段に人がいるの分かるだろうし。
タイらしいと言えばタイらしい。
結局自分の段の真ん中に3人の男性が来て、観客は合計9人。
しかし上の写真の通りの上映ルームに客9人で、人が目の前を通る状況になるのかね…。
そうなるのがすごく嫌で色々考えて席を選択してるんだけど、結果こうなってしまう事に涙が出るくらいに悔しい。
どうしたら人を避ける事ができるのか…。
そういえば最近というここ25年位はタイで国歌が流れる時間帯に駅などにいる事がない。
久々にその時を楽しみにしていた。
皆が一斉に止まったり、起立したりする瞬間が好きだ。
しかし国歌が流れる時に誰も起立してなかった。
もうそういう習慣が若い人の間には 浸透してないのか、忠誠心がないのか、又は単に 人が少ないから他人の目を気にする必要がないので起立しないのか。
ちょっとがっかり。
映画は、そこそこ楽しめたし、多分あの無限城の床が動く映像とかは大スクリーンだったのでより楽しめたと思う。
100B程度で、空いている映画館で映画を見れるなら悪くない。
でもやっぱり積極的に行こうとは思わないので、多分今後も行く事はないかな。
映画鑑賞が趣味の人って羨ましい。
こういう無職時間を楽しめる要素があるのだから。
映画行ったご褒美にLotusのMeijiソフトクリームをダブルで注文。
普通は嫌々行くものでもない映画。
その映画に行ったからご褒美っていうのもおかしい話。
Lotusの1個8Bアイスは美味しいし最高の御馳走だ。

考えてみると映画「鬼滅の刃」を見て、その後フードコートで甘いソフトクリームを食べるって、やってる事が小学生と一緒。
使ったお金も合計僅か533円なので、日本の夏休みに映画を見る小学生の方が予算も多いだろうな。
金銭面でも日本の小学生にすら勝てない、情けない大人だ。
映画を見終わり外にでる。
このショッピングセンター前の歩道橋の登ると大きな会社の工場が見える。
真っ当な大人であれば、平日の昼間はこういう所で働いているのが普通だろう。
ここから見えるのは日系企業「MinebeaMitsumi」
ヘリポート付きはすごい。
ヘリが必要なほど緊急な事がある、って事自体が想像つかない。

真っ当な社会人人生歩んでいたなら、技術者としての駐在員として一生懸命働いている頃だろうし、ましてや同じ50代であれば、こういう所の工場長だったり現地法人の社長だったりするのであろうな。
年収5百万~1千万。又は大手なら1千万超えか。
そんな人生歩んでみたかった。
昔なら、
「俺には自由がある。」
「人生1回、そんなに一生懸命働いてどうするんだよ。」
「会社の奴隷になって生きるなんて御免だよ。」
と思っていた。
単なる強がりだったのかもしれない。
多くの人にとって「自由」より「仕事」をとる人生の方が正解だと思う。
自分の場合、最終的に「自由」を選択したというよりかは、「仕事」が諸事情により真っ当に出来ないから、そうなるしかなかった。
そんな事嘆いてもしょうがない。
これからその「自由」を楽しめる方法を考えていかないと。
「映画鑑賞」はその方法の1つにはならなかったかな。