今日も朝まで眠れなかった。
変な 蒸し暑さで、眠れない夜が続く。
心地良い場所ではないにも関わらず、ここメーサリアンでダラダラと4泊もしてしまった。
前日、調べた天気によると、あと5日くらいの中で今日が一番ましだという結果になったので、行く決心をした。
午前中は 何とか天気は もちそうで 午後、雷雨らしい。
最悪最後はずぶ濡れでもいいかなと。
心残りがないように 最後にお気に入りのデザートを食べる。

タイヤイ族のデザートという事。

すごく美味しい。20B≒92円
空は見るからに雨が降りそうな曇がある。
ちょこっと晴れ間が覗くというような予報を信じて出発することに。
出発 早々 まだ メーサリアンの町の中なのにポツポツと雨が。
それでもそこまで降ってないので、大丈夫そうだ。
しかし 峠に入ってしばらく走るとザーザー降りに。すかさず 避難小屋に入る。

止むのを待ったが一向に弱まる気配もない。
出発して まだ45分。今日はこの旅一番の長丁場で6時間かかる見込み。
まだ1/10程度しか来てない。
こんなことしていたらいつまでたっても着かない。
しょうがないから 雨の中行く覚悟を決める。
ズボンをまくり上げ、水の侵入を防ぐためカッパを前後逆のマレーシア人 スタイルで着る。
足元はビーチサンダルに履き替え。
バイクに乗る時にビーチサンダルは 言語道断だが しょうがない。
こうすると そこそこ雨は降っているのに ほとんど濡れなかった。
峠を越えると雨がやんだ。
雨が止んだ というか 雲を抜けたというのか。
地面が全然濡れてない。
山の上の方だけ 雲がかかっていて 雨が降っているのかもしれない。
今日はこういう感じの繰り返し だった。
本当に局地的な雨が多かった。
峠の地面は基本濡れていて、道路の状態もあまり良くなく 穴ぼこが多かったので、安全運転を心がける。
そのため 峠を走る楽しさはなかったが、道中の景色は相変わらず良かった。
連なっている山々を眺める。
あれを越えていくのかな。

ここ10日くらいの空模様とか雲の状態は毎日こんなもん。
空=灰色だったが、走行中青空が覗く瞬間があり、それを見て「うわ。すごい綺麗」って思った。
青空を見るのは何日ぶりだろう。
青空と言っても空の中のほんの一部分。
それでもそんな衝撃を受けるもんなんだって自分でも驚いた。
クンユアム、メーサリアンでは一度も見てない気がする。
青空ってこんなに綺麗なものだと気づかなかった。
そして山を抜けて 川が見えてきた。
これが一つの目安としていた場所。
行程の1/3 終了で、この後はしばらく 川沿いに走る。

この川の真ん中を境に向こう側がミャンマー。
多分こっちと同じ山 なんだろうけどなんか違う雰囲気の山に見えてくるから不思議だ。
すぐそこなんだけど そう簡単には行けないんだよな。

この辺に来るとなぜか 道沿いに歩く人がチラチラ。
山岳民族だろう人たち 籠とか持っている
チェンマイからここまででこういう光景は目にしなかった。
この川沿いに関しては天気も悪くなく、道路も曲がりくねってないので 一気に突破できた。
ちょっと太陽も出たので 半乾きの T シャツをミラーに通して乾かしながら走った。
太陽で洗濯物 乾かすなんてチェンマイ以来かな。
そういえばこの川を見てすごい 違和感があった。
予想と違い 進行方向と反対側に流れていた。
地図で見ると南が海、それにこの辺が山で南が平野 だから、そっち方面に流れているとばかり思っていた。
後で地図を確認するとミャンマー 側でぐるっと 半周回って、南に流れて行って 海に注ぐみたいだ。
朝8時45分に出発してメーソットに着いたのは午後2時くらい。
雨宿り、トイレ以外はメーソットまでほぼノンストップで来た。
日本でもそうだがバイクに乗ってると全然疲れない。
今日は思ったよりも 峠道が少なかった。
更に峠道はほぼ雨が降っていたので、滑らないように気をつけて走ったので、楽しんで峠を走ることはできなかった。
宿にチェックインした後、とりあえず 街中をぐるぐる回って見ると、すごい懐かしい光景を目にした。
一昔前の東南アジアの市場の風景。

まだこういう風景も残っているんだと。
田舎町で小規模市場なら今でも見る。
ただここは広大な市場。
歩いてみたい衝動にかられて、バイクを停めマーケットを歩く。
なんか 外国に来てるような感じ。
ネパールとかバングラとかに来たみたいな感じかな。
多分この市場にいる人。ほとんどがミャンマー人のような気がする。
この市場を歩いていてもタイのゆるさが感じられない。
この町には他のタイの町ではあまり見ない風景が2つある。
1つ目はハイウェイ沿いの周りに何もない場所でもなぜか人がポツポツ歩いているたいう事。
2つ目は自転車移動の人が多くいろんなところで自転車を乗ってる人を見るという事。
多分 バイクすら買えない 低収入のミャンマー人が多いからと推測される。
南下するたびに町は大きくなっていく。
メーソットは久々に大きいLotusがある町。
今までのパーイ以外のどの町もそうだが、町に入った瞬間「あ、この町いいな。何日が滞在したいな。」って思うが、例外なく 次の日には「あまり好きじゃないな。もういいや。」となっている。
考えてみると今「旅」をしているのだとしたら、「この町に住んでみたい」と思える場所を探しているのかもしれない。
そんな町に出会えることを期待している。