メーサリアン到着の翌朝、セブンのアイスカプチーノを飲みながら 川の流れを眺める。
こうしてると何か懐かしい心地よさを感じる。

昔の楽しかった頃の旅ってこんな感じだったような気がするな。
長期苦労しながら移動して次の町に着く。
そこでしばしの休息。
そこの宿のベンチに座り日記を書いたりしながら ぼーっと眺めを見ながら次の予定を考える。
日本人の旅人と会って話をするのも すごく楽しかったなぁ。
今は日本人を含め、現地の人以外との接触は極力避けてるけど。
とりあえず 川沿いを 朝 散歩。

雨季だけに水量が多く、濁流は迫力があって爽快。
気持ちよく 川沿いをウォーキングするはずが、急に晴れてきて蒸し暑くあっという間に汗が出てきて不快に。
さて、今後どうするか。
この先、南下してメーソットへ抜けるか、東へ行ってチェンマイ 方面(ランパーン)に向かうか。
この町で決めないといけない。
乾季であればメーソットへ抜ける道を選んだだろうけど 毎日 雨。
さらにメーソットまでだと結構な距離がある。6時間はかかるだろう。
途中で雨が降ってずぶ濡れで不快になりながら走っていくのはちょっと嫌だ。
天気を見ると どっち方面もずっと雨なんだよなあ。
正直どこに行きたいとかはない。
メーソットもチェンマイも行きたい訳では無い。
そうすると重要なのはどれだけバイクに乗ることを楽しめるか=「峠越え」があるかってこと。
南下するとかなり遠回り。
タークまでは山道がありそうだが、タークからは直線でチェンマイまでなのでつまらない。
チェンマイまでのルートはかなり景色も良さそうだし、楽しめると思うのだが、バイク旅が終了してしまうのも何か物足りない。
それに気温を見るとチェンマイは35°c。
それだけで 戻りたくない。
この旅は避暑の目的もあるので、もうしばらくこの町で 様子を見てもいいかなと。

山の上にあるお寺があるので行ってみる事に。
穴ぼこだらけの道を走っていく。

神聖なお寺に行く道とは思えない。
Watなんだけどなんとなく中国のお寺っぽい雰囲気も。
観音様とか千手観音とかもあった。
横の階段を上っていく。

すると 苔だらけの階段が出現。
絶対普段から誰も登ってない。

苔だらけの道を歩くこと15分程度で頂上に到着。

確かに上座部仏教のお寺だった。
ここからメーサリアンの町が一望できる。
こう見ると涼しそうな山間の街に見えるんだけど。

丘から降りて 下のお寺を見てみると、西遊記的な像があった。

中国を含めてお寺でこういうのを見るのを 初めて。
やっぱり西遊記というのはメジャーな物語なのだなと実感。
こんなのがメーサリアンという無名の町にあるのもすごい。
「玄奘」
インドまで歩いて行ったってとんでもなくすごいよなあ。
今でも大変なのに 当時どうやって旅したのだろうと思う。
当然 インドへは行ってるんだけど、実はインド国内もとんでもない距離を歩いてる。
オリッサ州にも行っている。
あの時も玄奘の辿った道を地図上で追っていて、同じことを思っていた。
インドは広いから鉄道で旅行するだけでも大変なのに。
この日は宿を移動。
バンガローのファンルーム。

カタツムリ、スズ虫、G、蚊、ヤモリなど生き物だらけ。
こういう土と緑に囲まれた環境。
雨季は蒸し暑くて不快だということがわかった。
逆に気温が高くても乾期の方が快適なのかもしれない。
それに 鈴虫が部屋に侵入して夜中にずっと鳴いていた。
部屋の外で鳴いてる分には情緒があっていいのだが、部屋の中で鳴かれた日には敵わない。
あんなうるさいとは。
そして不快な湿度も相まって朝までほとんど寝れなかった。
湿度が高くなければ山間部の生活も快適なはずなんだけどな……