先日、又詐欺の電話があった。
「NTTからで光回線の業者が変わって契約の変更がする云々。」
さっさと切ればいいのに長々と電話で話している。
電話を切った後に言った。
「前にも同じような詐欺の電話あったよね」
「そうだっけ?全然覚えてない。」
それを聞いて驚いた。数カ月前の出来事も全く覚えてないのだ。
更には詐欺に気をつけろ、という事をテレビで毎日言っているにも関わらず、全く疑いをもたない。
老化で判断力、記憶力が低下してしまっているのだ。
そういえば数日前掃除をしていた時もへんな事をいっていた。
「なんだ?新しい掃除機買ったのか?!」
それは自分が2年前に実家に戻る前から使用している掃除機で、恐らく10年以上使っているもの。
思わず、「え、何言っているの?ずっと前から使っている奴でしょ。え?大丈夫?」と口走っていた。
今回の件で悟った。
言っても無駄なのだ。脳の老化で忘れてしまうものは「しょうがない」。
本人の努力とか能力の問題ではない。
人間誰しも老化で皆そうなる可能性は高いのだろう。
そんな事を分かってか、詐欺集団も時間を空けて何度もかけて来る。
こんな事だといつか詐欺に引っかかってしまう。
それを考えると、実家から離れる事が出来なくなる。
一方母親はもう料理、洗濯、掃除など家事が一切できなくなった。
歩くのもやっと。たまに転倒してしまう。
先日も玄関先で転倒してしまった。
そして転倒してしまうと一人で起き上がれない。
私の両親が同年代に比べて老化現象が酷いのか、ましな方なのか全く分からない。
ただテレビで80,90歳になって働いたり、元気で畑仕事をしている高齢者をみると、もその息子、娘さんが羨ましくなる。
普段は介護士さんや訪問医にも来てもらったりしているが、それでも不安。
緊急時には電話すればよい事になっている。
それにボタンを押せばセコムかアルソックの人が来てくれるようになっている。
そしてそれらの事を含めて緊急時の対応をまとめたファイルを作って、緊急時に見るようにと伝えている。
それでも多分緊急時にはそれら存在を忘れてしまってパニックになってしまうと思う。
この問題は自分が家に居ないと解消しない。
ただ心配だからと自分がずっと実家にいる体制にすると自分が病んでしまう。
これは平日仕事していても変わらない。
日々精神的に厳しくなっていく。
やっぱたまに息抜きが必要。
今回は実家滞在が6カ月を超える期間になってしまったので、それがそもそもの失敗原因だったと思う。
ただ派遣とはいえせっかく得た仕事。
収入が途絶えるのが不安だったし、またなんとか自分もやっていけるような良好な職場環境だったので、仕事を辞める決断はつけられなかった。
そんな感じで仕事を続け、精神面が辛くなってしまった。
それでも収入があって貯金出来ている事はかなり大きいし、お金の面での満足感は高いから、途中で辞めて海外逃亡した道を選んだ方が良かったのかは分からない。
「実家滞在、プチ介護、仕事、収入」のバランスが難しい。
今は実験段階なのでこれからメンタル的に辛くならない実家滞在月数を見極めていきたい。
今のところ仕事を得れた場合は、実家滞在3カ月位はなんとか出来そうで、その後1カ月半程度の海外逃亡、のち実家滞在のループでやっていけるかな、と思っている。
ただそう簡単に2-3カ月の短期労働が見つかるとは思えない。
それを毎年数回繰り返しとなると、年齢考えるとほぼ受け入れ先を見つけるのは不可能だろうなあ。
それか実家無職滞在前提で海外1カ月半、日本実家滞在1カ月のループをしばらく続けてみるか。
まああれこれ考えても単なる机上の空論だから、とりあえずやってみるしかない。
始動は来年の今ぐらいかな。
まずは5月か6月まで今の派遣で貯金をして、失業給付の権利を得て退職。
そうすれば来年の今の時期までは生き残れる。
ただそんなこんなしているうちに自分を含めての老化が日々進行してしまうだよなあ。
自分の体調原因も含め、その頃には海外逃亡できなくなってしまうのでは、って不安になる事もある。
まさに仏教用語の「四苦八苦」の二苦。
老いていくことに起因する苦しみ。
病む苦しみ。
これらの苦しみを日々感じている。
それに加えて生きる苦しみ…も感じてきているかも。
極楽浄土。
そんなものが本当に存在すればいいなあ。