48歳人生落伍者の軌跡~無職無能、楽園を探してアジアを彷徨う

旅でも移住でもない。アジアの町でただ生きていくだけ...

【自転車ヘルメット着用義務 】でオーストラリアの自転車旅を思い出す

 今日、ある記事を読んだ。自転車を乗る時にヘルメット着用が努力義務になるそうだ。そういえば日本では自転車乗ってる人で、ヘルメットしている人はあまり見ない。

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 近年ではロードレーサータイプの自転車が流行り、その人達はヘルメットを着けている。又、安全面からか、子供のヘルメット着用率は、都市部では意外に高い。

 しかし一般的にママチャリと呼ばれる自転車や、その他折り畳み等の自転車に乗る人はほぼヘルメットをかぶってない。私もヘルメットはかぶってないし、所有もしていない。

 このニュースを見て、オーストラリアを思い出した。

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 私がオーストラリアに初めて行ったのは約30年前。バリ島からガルーダ航空に乗り、オーストラリア北部のノーザンテリトリーダーウィンの地に降り立った。

 そこでオーストラリアをどう旅するかを考え、先ずはアリススプリングスまで約1500kmを自転車で走ろうと考えた。 そこでMTBを買った。GIANTというメーカー。その時は全く知らなかったが、有名なメーカーである事を最近知った。

 その時、自転車で乗る時にヘルメットをかぶってないと罰金になるという事を聞いた。今でいう自転車ヘルメット着用義務。仕方なく、ヘルメットを買う事に。

A$30位したと思う。レーサーチックな物で、普通に街乗りするだけなのに大げさだなあ、と感じたし、ちょこっと外出するのにいちいちメットをかぶるのは面倒だった。

 あれから30年経ち、日本がその制度を導入しようとしている。ある意味、あの時のオーストラリア(自転車交通の安全基準)にようやく追いついたという事か。又は、オーストラリアが自転車文化の先端を行ってたのか。

 考えてみると、自転車も事故や転倒の危険性があり、メットは確実にあった方が良い。「かっこ悪い。」とか「髪型が崩れる。」とか異論もあるとは思うが、安全第一だ。

 という訳で、久しぶりにオーストラリアの自転車旅行を思い出しながら、約30年ぶりに、自転車用のヘルメットでも買おうかなと思っている。

(完)